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守る手段としてのアースバッグの価値

2022年になり始まってしまったロシア・ウクライナ情勢、最近では北朝鮮からのミサイル発射。平和主義を掲げる日本ですら戦争とは無縁とは言えないような状況になってきているのをひしひしと感じます。

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そういった状況も相まって、シェルターと検索をすると「家庭用」「戦争」「核」「地震」といった言葉が並びます。しかしながら世界におけるシェルターの人口に対する普及率を比較すると100%(何なら100%を超える!!)のスイスや欧米各国が80%を超えているのに対し、日本は0.02%となっています。まさにこれからが日本におけるシェルター普及の時代になってくるのではないでしょうか?

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シェルターにはタイプがあります。地下に作るタイプ、地上に作るタイプだったり、コンクリートで造られていたり、屈強な鉄骨で造られていたり様々です。コンクリート造の場合は衝撃や爆風で壊れないよう重厚な造りにするため厚みを30cm以上確保しているそうです。また世の中におけるニーズも高まっていることから非常に高額なものになっています。

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アースバッグ工法はよりよく過ごすため、より豊かに生きていくために実践していく工法であって欲しいと強く思います。有事に対してなんて考えたくないというのが本音ではあります。しかしながらアースバッグのポテンシャルがシェルターに求められる要素をわりと満たしているということも事実。躯体の厚みは30cmは優にあるし、しかも土を主材として作られた躯体は燃えない壁でもあります。スタンダードなアースバッグのフォルム、曲線のラインはカテナリー曲線と呼ばれ衝撃や上からの荷重に非常に強い構造になっています。業者に委託してしまうとどちらにするかで金額がピンキリになってしまいますが、地上にも地下にも金額に大きな差異なく作ることが可能です。台風や地震といった比較的身近に起こる災害に対しても強さを発揮していることから戦争における爆撃の衝撃だったり爆風に対してもその特徴は生かされると思います。また購入すれば高価な買い物になってしまいますが、アースバッグ工法であれば金額を抑え、みんなで作り上げることができます。シェルターとしてだけでなく農作物を貯蔵する室(ムロ)として使ったり、柔らかい空間の中で瞑想や趣味の部屋といった普段使いの用途も幅広く、そういった利用もしつついざという時はシェルターとして利用するというような臨機応変な活用ができます。

有事なんて考えたくないという気持ちは持ちつつも、自分だったり自分の大切な人達を守りたいという気持ちがあるのも本当のこと。これからの世の中を強く生きていくための手段として限界を作ることなくアースバッグの可能性を追求していかなければなと思った次第です。

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