僕らは今、何を問われているのか?
今、生きている人のほぼ全員が、初めての場面に遭遇している。
**健やかに豊かに暮らす世界を作りたいと綴るブログその758日目。『僕らは今、何を問われているのか?』**
14世紀に起きたペストの大流行では、
当時の世界人口4億5000万人のなんと、22%にあたる1億人が死亡。
1920年くらいにパンデミックを起こしたスペイン風邪は、
世界人口19億人のうち、約5億人がかかり、
1,700万人から5,000万人が亡くなったそうなので、
今100歳以上の人はもしかしたら、再来を感じているかもしれないけど。
ほとんどの人が、この初めての事態を乗り越える必要がある。
よく言われることだけど、
神様は困難を超えることができる人に困難を与える、
そしてその困難から学び次のステージに進むことができる、と。
もしそうだとしたら、
私たちはこの初めて受ける試練をどう乗り越えていくのか?
僕らは今、何を問われているのか?
を考えていくことが大切だと思う。
タバコを吸うとか、普段の生活習慣による持病のある人の方が被害が大きいというならば、
タバコを吸うとか、普段の生活習慣に対して改善する必要がある。
先天的に身体の弱い人がより被害が大きい、
ということは、
先天的に身体の弱い人をどう守っていくのか?
社会のシステムを考え直すことが必要。
大気汚染があるところの方が死者が多い、
ということは、
大気汚染を減らすように努めていく必要があるだろう。
人種や国境・貧富の差やステイタスを越えて健康被害が起きている
ということは、
人種や国境・貧富の差やステイタスを越えて、
全ての人が平等な大きな枠組みで物事を見る必要があるだろう。
キングコングの西野さんは、
このコロナとの向き合いの中でこんなことを言っている。
向き合えば向き合うほど神様と対峙しているような気になる。
多分、僕らはもっと人を信頼しろと言われているんだと思うんです。
所有するか?共有するか?
共有する人は誰かと繋がっていることを重視する。
所有しようとする人は助けてくれる人の存在を信じていない。
助かりたければ、分断するな、もっと繋がれ、もっと信頼しろ
身の回りの人全てを信頼して繋がっていく。
思い上がるな、俺たちは自分で思っている以上に一人じゃ何もできない。
何が正しいか、ではなく、何が優しいか、で物事を考えよう。
どこかで全てが繋がっているということを意識しろ。
確かに大変な状態だけど、
こんな受け取り方ができたら、
このコロナの後に訪れる世界は温かすぎて涙が出そうだ。
何を求め、どこをゴールに設定するのかは、
私たち人間が選べるのではないか?
それが絶対に正解であるという保証はどこにもないけれど、
生きたい生き方をしていく、その時間そのものが命の時間なのだから。
もし不正解だったとしても、
涙が出そうなほど温かい世界を思って生きていけるなら、
それはとても素敵なことだと思う。
私はそんな温かい世界で生きていきたい。
今日も読んでいただきありがとうございました
会いたい人に会えない、
ということは、
この事態が終わった時には会いたい人にちゃんと会い、
そして大事な人なんだ、と心から伝える。
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