本当の生きる力を育てる〜その6 【選択する】
既成概念にとらわれず「自らの頭で考え、自らの手で作る」ことの面白さを体験してもらい、発想する事の大切さ、物作りの素晴らしさを共有してもらう
めちゃくちゃワクワクするし、本当に生きていく上で大切なことだと思う。
これをロボット作りに特化したものがロボコン。
学生(大学生や高専の方)だけでなく、中学生や、小学生が出られるものまであります。
子どもアイデア楽工さんでは、中学生ロボコンを目指すカリキュラムもあります。
無料体験会では、三重大学の教育学部の技術ものづくり教育コースや
鈴鹿高等専門学校の生徒さんが
子どもたちに過去の作品を体験させてあげていました。
**豊かに健やかに暮らす世界を作りたいと綴るブログ
その698日目 本当の生きる力を育てる〜その6
【選択する】**
作品を作る時には、お題がまずあるそうです。
そしてそのお題を叶えるために子どもたちが考えて作ります。
素材・加工方法など、たくさんの選択肢から自分の意思で決め、
実際に形にしてみて、その上での反省をもとに、
また作り直したり、小さな改善を積み重ねていくことになります。
こちらは小学生が五人チームで4日間で作り上げたもの。
この時のお題は『持ち上げて運ぶ』
こちらは高専の子たちが作ったもの。
本当はBB弾が打ち出せるらしいけど、今回は危ないのでおやすみ。
例えば、ギアの大きさ一つを取っても、
大きくしたら速くはなるけど力が弱くなり、
小さくしたら力は強いけど遅くなる。
両方が選べないけど、
今、目標を叶えるためにはどうしたらいいか?を選びます。
加工のしやすい素材を使えば簡単に作れるけど、
結果的にたわんできてしまうから、
次回はこの素材はここでは使わない、と経験値を高める。
全部が叶えられなくても、まず一つ何かを叶えられたら、
次にその弱点を埋める方法を考えたらいい。
失敗は経験として蓄積されていくこと。
これは生きていく上で大切なことだと思います。
何をしようとしているのか?わからずに作るのが一番良くない。
間違ってもいいから、自分なりの考えを持った上でまずは作ってみよう。
意図を持って選択して進む。見通しを立てること。
そしてトライアンドエラーでどんどん良くすることがベストなんだ。
ということを、小学生のうちから実際体験できるってすごく贅沢で、
一生の宝物になると思う。
大人にとってもそれは大切なこと。
意図を明確にした選択をする癖をつけていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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