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SPSSとHADとR

データ処理に何を使おう?
SPSSの好きなところ:データファイルを開けたり、出力をするたびにその履歴が記録され、どんな手順で、何のファイルを使ったのかが後で見返すときに分かること。ワーキングメモリがそれほど大きくないため、エクセルで作業していたときにはどのファイルに何を入れて、どんな作業をしたのかがごちゃごちゃになってしまい、混乱してしまう。よって、初めてSPSSを使ったときには、この「履歴」にあたるものに感動した。いちいちノートにファイル名を記録しなくても、勝手に記録されていく。エクセルでもt検定はできるが、一度SPSSを使ってみたら、もう手放せない。個人的には気に入っている。
難点:コストが高い。学生用は安いが、20~30万はかかってしまう。

HAD:https://norimune.net/had

心理学の研究のデータ処理では、「かゆい所に手が届く」という評判。SPSSをパソコンに入れている先生が、HADの使い勝手の良さをほめていた。研究室の学部生がHADを使っている。フリーで、マニュアルがある。分散分析をやったら、グラフが自動で作成され、とても便利だった。ゴールデンウイーク中にマニュアルをダウンロードして、分散分析のところを読み、試行錯誤しながら色々とやってみて、一応1日で分析ができた。ハラハラしていたが、学会発表の申し込みに間に合った。これからも使っていく。

HADのマニュアルを読んでいたら、「博士の学生はRに挑戦しよう」
と書いてあったので、素直に勉強を始めた。昔、自分が数学を好きだったことを久しく忘れていた。かつて数式は美しかった。歴史のように大量に暗記をしなくても、数式を覚えていれば問題が解けてしまうのが楽しかった。
その後、勉強をしなくなってから、面倒くさくて食わず嫌いになっていたが、シンプルで、コマンドを覚えされすれば便利(という感覚が戻ってきた)。
「Rが使えるとカッコイイ」自分になろうと思う。
ゼミの仲間が調べて教えてくれたお役立ちサイト・本など:

R:https://ai-trend.jp/programming/r-beginner/r-beginner/

サイト js-STAR

書籍 「Rによる心理・調査データ解析」 緒賀郷志 著
最初のページから、ワークのように読み進めている。データの例もそのまま使って演習をしている。使いやすいし、読みやすい。

PDF R基本統計関数マニュアル:印刷してある。

https://cran.r-project.org/doc/contrib/manuals-jp/Mase-Rstatman.pdf


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