ワーク②(サブ) ➖心の安定と第6チャクラとのバランス➖
このワークは意外と重要である。
私が提供しているワークを行うと、人によっては頭部にエネルギーが集中してしまう。現代人は第6チャクラが活性していることが多く、チャクラのバランスを取らないとノイローゼのようになりやすい。
禅では「頭ではなく腹で考えろ」などと言われるし、頭寒足熱という言葉もあるとおり、頭だけに偏るとろくな事がない。
また、メインのワークを行っている人は、ある時期から効果が進まなくなると思う。そういう人はこの仙骨のワークを行うことを推奨する。
チャクラ
チャクラは相互に関わり合ってる。
第1と第7、第2と第6、第3と第5。
第6チャクラと相互関係にあるのは第2、つまり丹田のあたり。
だが肝要なのは、仙骨である。
仙骨を意識することで心の安定、静けさは遥かに増す。
すでにワークを行っている人も、そうでない人にも効果はある。
だから、心が不安定な人もぜひ、取り組んでみてほしい。
また、いつものようにイメージや呼吸法などの面倒くさい方法は必要なく、非常に簡単なやり方を採用しているので負担もかからないだろう。
手段
ただ、尾てい骨、仙骨を意識するだけである。
内容はそれだけ。
尾てい骨と仙骨は違うが、尾てい骨のほうが意識しやすいので尾てい骨で問題ない。
イメージは行わず、体の感覚だけに頼る感じで行う。
歩いているとき、電車に揺られているとき、テレビを見ているときなど、暇さえあればやる。
人の意識はそれを向けた先にエネルギーが集まるようにできている。
だからそのさい、常に前頭葉に力が入らないように注意する。
脱力は何をやるにも基本である。
意志で力を入れてやろうとすると頭のほうが活性し、そちらにエネルギーが集まってしまう。
それでは本末転倒だ。
こういう事があるから、手段というものは十分に注意して行う必要がある。そして何か修行めいたことを始めても効果が出ないのは、だいたい、この意志を使いすぎることが原因だ。
これを回避するには1に脱力、そしてもう一つある。
それは”なりきる”である。
”なりきる”ことで自然に全身全霊で行うことができる。
意識する際、どうしても頭が活性してしまう人はこの”なりきる”でトライしてみてほしい。
尾てい骨に”なりきる”のだ。
この際も力が入らないように。
猫を撫でるように、花びらを触るときのように、優しい気持ちで行おう。
力が入っているときは表情、とくに眉間、目元周辺がこわばるのでそこら辺を意識するといい。
葛藤や抑圧が起きないように注意することも大切だが、メインワークを行った人は大丈夫だろう。
感覚
しばらく続けていると、尾てい骨から白い糸が出ているような感覚になる。
人は昔、しっぽがあったらしいがその名残り・・・ではない。
それはチャクラ同士がつながるエネルギーの糸である。
第2と第6がつながることで相互にバランスが取れていく。
メインのワークを行っている人は、後頭部後方とこの糸がつながるようになる。
第6チャクラの知性を第2チャクラの本能的、動物的なエネルギーが補完する(要は頭でっかちを防ぐ)
第2チャクラの本能的衝動を第6チャクラが制御し、効果的な結果をもたらす。
また、この糸は脊椎の流れも良くする。
尾てい骨と後頭部がつながり、この間にある背骨、脊椎を網羅することにより、この間のチャクラ、つまり3,4,5のエネルギーの流れを潤滑にする。
メインのワークを行っている人は、意識が後頭部に移行しているはずだが、このワークを行うと後頭部からお尻のあたりまでの間に意識が広がるようになる。こうなると謎の自信や謎の安定感、謎の心の充足感が得られ、頭の回転も早くなる。
第2チャクラの動物的エネルギーが第6の知的活動を補助し、活性する形になる。
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