見出し画像

地球大気圏(静謐なオリジナルピアノ曲)

記念すべき最初のオリジナルピアノ曲完成作品です。

この曲は、最初のメロディとその変奏で作ったコーダだけ決まって、中間部が長らく進まなかったのですが、とあるピアノの発表会に向けてピアノスタジオをレンタルして練習を3時間くらいしていて飽きてきたので、気晴らしに弾いたらスラスラと出てきたものが結局、最終盤になりました。

この曲は最初どういうわけか地球大気圏と名付けました。なんとなく地球の気象現象をイメージさせるからと言った理由だと思います。しかし、地球大気圏は組曲にしようと思いたって、一時、副題で「大気循環」と名前をつけましたがその副題が昇格して、というよりは、タイトルを取り上げられて、その組曲もタイトルをアカウント名に取り上げられて、走行しているうちに元の名前に戻りました、(やはりこの曲名が一番しっくり来る、、、)

ところで、曲の聞き所ですが、4分2秒ごろからの再現部、とくに4分20秒頃から始まる右手の分散和音のコーダが超絶きれいです、

ですが、実はこのあたりは不協和音を多用していて、即興にしてはやや入り組んだコード進行かもしれないです。

楽譜付きのYoutube版はこちらです。ちょっとイメージ映像を付けてみました。映像はNHKのクリエイティブライブラリで公開されているフリーイメージを使わさせていただきました。

一応、映像なし、楽譜だけバージョンもアップロードしています。

初演(YAMAHA-S6A)展開部即興版もあります。やや音が悪いのですが、ソフトウエアでの音と比べて拍がガシガシしていないので、こちらの演奏のほうが理想に近いです。このあと、何回か発表会で弾いたのですが、演奏が粗くてあまり気に入らなかったので、気晴らし版が最終盤になりました。


この曲を聴いたある方のコメントがとても魅力的だったので、ここに紹介したく思います。

「舞い上がる風に乗って気球がスーッと空高く舞い上がる、
空気の泡がはじけ、キラキラ光る太陽光線、頬をなでるそよ風、青く光る地球、真珠のような雨、
渡り鳥の何万羽もの群れ、生命の力。。。
こんなに想像力をかきたてる音楽は多くありません。」

ヘッダ画像は筆者の知人から掲載許可された画像です。

楽譜はこちらから購入できます



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?