新規銘柄にすぐに飛びつかない、不要な失敗を避ける為の作業😌🍀
ある銘柄の購入を新規で考える時、多くの人は、主に買うための理由を探します。というよりも、たいていの場合は誰かしらの投稿や投資雑誌などを見て影響を受け、既に買う動機が出来上がってしまっているので、「ちゃんと自分の目で見て買う判断をしたんだ」という自己肯定感を得るためもあり、四季報などでプラスの情報だけを確認しようとしがちです。当然と言えば当然ですよね。
ですから、ちょっと気になるくらいの小さなことが見つかっても、さらっと頭から抹消してしまいます。『とにかくすぐに買いたい症候群』です。例えば、基本的なところでいうと、PERとPBRを見て「予想PERは15倍を超えていてちょっと高過ぎるけど、実績PBRはまだ低いし、ミックス係数で考えれば一応合格点だな」とか「今期の業績予想は3割減だけれど、前期も途中で上方修正したみたいだし大丈夫だろう」とか、例を挙げればキリがないですが、沢山ありますよね?ご自身でも何かしらは思い当たると思います。
もちろん実際に新規投資する際には、基本指標や中期経営計画、過去業績の推移、キャッシュ・フロー、企業の歩み、社員評価等を見て企業に対する全体的な理解を深めていくわけですが、その時に出来ればやって欲しいことがあります。
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