たのしみ と くるしみ
コロナ禍になる前は、国内海外併せて (もちろん国内の方が多い) 月イチ ペースで旅行に行っていた。
私は運転免許を持っていないため、ひとりの場合は必然的に電車の旅になる。
パートナーと行く場合はレンタカーの場合が多い。
9 月 → 青森
10 月 → 札幌界隈
11 月 → 京都・大阪
と行くことが決まっている。
交通手段やホテルをおさえる時はこの上なくテンション上がっており幸せなのだが、実際に旅行決行日が近づくにつれて憂鬱になってくる。
なぜなら (細かい) プランを決めていないからだ。
パートナーはこういうのが苦手なので (そもそもそんなに行きたがっていない)、私が計画を立てるしかない。
立ち寄りスポットを何ヶ所も詰め込んでしまうタイプなのと、宿を移動していくことが多いため、キチンと計画しないと宿にたどり着けなくなる (ホテルに帰るはずだったのに帰れず、翌朝チェック アウトできないとかマズい)。
特に地方かつ電車の場合、1 本乗り遅れると 2 時間後とかよくあるので、ミスは許されない。
パートナーはペーパー ドライバーかつ、あまり運転が得意ではない。したがって 「走行距離は 1 日 300km まで」 という条件が提示されている。
私たちがいちばん好む宿はビジネス ホテル (洋室・バス・トイレ付き・禁煙) なので、ビジネス ホテルがあるようなエリア (大きな駅に多い) 同士を、300km 以内でウロウロしなければいけない。
駅チカならば駐車場問題も出てくるため、そのへんも加味して宿を選ぶ必要がある。
Google カレンダー
Google マップ
るるぶ/まっぷる 〇〇
これらのツールを駆使して予定を登録していくのだが、1 日分の予定を登録するのに 3 時間かかるとかもザラである。
しんどいのだ。
美術館や博物館なら、休館日や開館時間を調べ、何時に着きたいかを決めて Google マップのナビを使い、ホテルを出る時間を逆算する。
基本的にホテルの朝食は選ばない (5:00 台に出ることもあるので間に合わないことも多い) ため、前日に買っておくならどのエリアでどの店にするか、当日のモーニングならどこがいいかも調べる必要があるのだ。
↑ 先日、仙台の朝食でこちらに伺ったがめちゃめちゃおいしかった。店員さんの感じもすごく良かった。朝から人気だった。
味噌汁の中に入っている豆腐がおいしすぎて、お豆腐屋さんにも行きたかったのだけれどあいにくの雨 & 徒歩かつ山形に行かなければならなかったので断念した。
また仙台に行くときにトライしたい。
そんな感じで青森旅行が迫っているため、意を決して日曜の夜から計画を立て始めたものの、3 日分立てたところで力尽きた……。
私たちは弘前で 2 日間、何をすべきなのだ……。
恐山に行く予定なのだけれど、調べていたら 「遊び半分で行くな」 などと書いてあるのを見かけ、果たして自分は遊び半分なのかどうかと問うてみたら分らなくなった。
ふざけた気持ちではないが、本気で口寄せしてもらおうとも考えてはいない (そもそも時期じゃない)。
恐山を司る何者かに勝手に裁かれるがままにしたらよいだろうか。
この 「旅行好き」 は 26 歳くらいから 10 年以上続いているため、もう国内 (特に東日本) は結構色んな場所に行ったのである。
だから青森も恐山に行くことになったし (十和田湖や奥入瀬、白神山地はもう行っているし、青森駅や八戸駅にも 3 ~ 4 回は行っている。もちろん三沢の寺山修司記念館も来訪済みだ。青森と弘前のねぷた祭りも見た)、大間のマグロを食べるくらいしかもうあまり思いつかない。八食センターはまだ未経験なので今回こそは行きたい。あと五所川原。
それでも 「もう 1 回奥入瀬・十和田湖 & 白神山地に行ってみるか?」 というのが今回の旅行である。
したがって昔は楽しかった 「旅行の計画」 も、今は苦痛ばかりが先に立ち、そのせいで旅行の荷造りもままならなくなってきた。
6 月 → 長野、7 月 → 仙台・山形 (天童)、8 月 → 静岡と行ったが、もう全部近いし基本都会だし、忘れ物あっても買えばいいのでほぼ当日用意して出る有様だった。
当然、何かそこそこ大事なものを忘れてきている。
スマート ウォッチ、間違えて古い方持ってきてるとか。
なくても困らないけれど。
私はどうしても年に 1 回は
山形 → フルーツを買いに
京都 → ご飯を食べに
北海道 → 美味しいものを食べに & 空気を吸いに
大阪 → たこ焼きを食べに
行きたいらしく、10 月の北海道も 11 月の京都・大阪も、「まだ今年行ってないじゃん!」 と半ばムリヤリねじこんだものである。
年末年始はどうするか分らない。
コロナ前からずーっとタイ・ベトナム・カンボジアに行く計画は立てていたのだけれど頓挫したっきり、何しろ円安なので踏み出せずにいる。
京都は、あるご夫婦が経営している小料理屋さんでものすごく感動したので、またそこに行きたいと思っている。
ものすごくおすすめなのだけれど、そこそこお年を召しており、3 組のご飯を作るのも精一杯のように見受けられ、また金額がありえないくらい安かったので (「いやこれはもっと払わないといけないのでは?」 と申し訳ない気持ちになりながら通常価格を支払って出てきてしまった)、有名になれば間違いなく人が殺到するだろう。
口コミでも 「あの品数であの価格は信じられない!」 と書かれているのをよく見る。
そうなったらあのご夫婦はどうなってしまうんだ…… と思うと、とても書けない。人を雇って値上げして…… となるのが一番いいのかもしれないと思うが。
私たちが訪れたタイミングで一緒に食事していた若い女性ふたり組も、かなり真剣に 「ほかのコース料理はどうやったら食べられるのか」、「予約は受け付けているのか」 などを詳しく聞いていたので、間違いなく 「また来たい」 と思ったのだろう。
ヒントを言うなら、(本物ではない) 蓮が有名なお寺の近く、といったところか。
先日、パートナーが神戸に帰省した。本当は私も便乗してたこ焼きの旅に出たかったのだが、予定が合わず断念した。
で、おみやげに何店舗かでたこ焼き & 明石焼きを買ってきてくれたのだが、私のたこ焼き熱がおさまるどころかぶり返してしまったのである。
というわけでたこ焼きの旅に出ることにした。
現在の最寄り駅にはとあるたこ焼き屋さんがある。
しかし、しかし違うのだ。私が好きなタイプのたこ焼きではないのだ。
先日何年かぶりに食べたけれども、改めて 「違うな……」 と思った。
隣の駅には好きなタイプのたこ焼き屋さんがあり、長らく通っているのだが最近値上げに次ぐ値上げで 「もう結構な高級品では……」 と思っている。
隣の駅のたこ焼き屋まで行かなくて済むように、やはり最寄り駅のたこ焼きでもイケるのではないか? と思ったがやはりダメだった。
大阪はうなるほどたこ焼き屋がどこにでもあって羨ましい。
関東からでも西に行けば行くほど、たこ焼き屋をよく見かけるように思う。
ただ、最寄り駅の反対の隣の駅にもなぜかたこ焼き屋が 3 店舗くらいあるようである。
見た感じ 「チョット違うな……」 という気もしているのだが、おいしかったら棚ぼたなので機会を作って行ってみたいと思う。
機会を作らないと用がない駅なのだけれども、何をしに行ったらいいのだろう。
とりあえずたこ焼き器を買おうかなと思う。今までディスカウント ショップで購入した激安のホット プレート タイプのものを使っていたのだけれど、浅いのかなんなのか鈴カステラみたいな形にしかならないし、焼け具合に非常にムラがある。
ネットで見ていた 「大阪の人に聞きます。いちばんおいしいたこ焼き屋さんはどれですか?」 という質問に対して 「うちのがいちばん!」 と答える人が少なくなかった。
マジか。
ユニバーサル シティウォークで食べ比べた感想としては、「あべのたこやき やまちゃん」 がいちばん好みに近かったように感じていたのだが、まさか自宅でいちばんおいしいたこ焼きが作れるとは!
たこ焼きの材料って難しい。常に家にないものばかりがほとんどである。
しかし、私は一時期たこ焼きのレシピ研究 (と言っても大したものではない) を自宅でしていたこともあり、「浮き粉」 なんかがキッチンの引き出しに眠っていたりするのだ。偶然にも大和芋も買ってきたぞ。
あとは Amazon でたこ焼き用のフライパンを買おう。
天かすくらいは常備しているが、その他もろもろは買ってこよう。
自宅から徒歩 15 分くらいのところで明石焼きが食べられると最近知り、行ってきたのだがタコがものすごく小さかった……。
お店の人はめちゃくちゃいい人だったのだけれど、ちょっと残念だった。
こんな問題も自分で作れば解決なのだ!
あぁこんなことしているから結局弘前での 2 日間が決められないのだ。