マラソンを終えて
note30日チャレンジをなんとかやり終えた。
創作メインで30日書けたら良かったけれど、蓋を開けたらほぼ随筆。元々、やる気が地の底であったのを、なんとか書き続けないとというヘンな焦りから始めたことだったので、こうなるのもむべなるかなではあったのだけれど。
成長するために書いたわけではないけれど、何か変わったかなとやっぱり考えてしまう。
どうかなあ。書くことで何か変わったかはよくわからない。もっと長く続けたら変わったと思えるんだろうか。そうかもなと思うし、そうでない気もする。随筆が増えたせいなのか、私が息切れしてきたせいなのか、スキ数が少しずつ減ってきたしね。それは、他の人のnoteを読みに行く気力体力が減ったこととも関係しているとは思うけれど。
途中からは、創作ネタをアップするのがしんどいと感じるようになった。ネタはあるけど、ショートショートのような形で、中途半端に発散させていいのだろうかと思ったのだ。もっと練れば中長編になるのでは、と。ちなみに、この間エブリスタの方も更新をやめてしまっている。創作はnoteじゃなくてエブリスタのみにしようか、あるいはステキブンゲイに別のペンネームでアップしようかとアカウントも作ったのだけれど、そこはまだ空っぽのままだ。創作は有料にしてアップしたらいいのかなとも思ったのだけれど、それも結局しなかった。これまで、自分の思想とは直結していないと思っていた創作の方が、より自分のコアだと思うようになって、中途半端に人に見られたくないと思ったのだ。
うーん、人に見られたくないと言っても、普段読んでもらっているフォロワーさんには読んでもらいたいなと思う気持ちもあるのだけれど、ちゃんとお金を取れるレベルのものだと他者(出版社)からお墨付きをもらうまで、秘めておいた方がいいのではという気持ちが強くなってきたのだ。随筆だって自分のコアの表出であるには違いないのだけれど、それで食べていこうとは思っていないので、抵抗感が薄かったんだろうと思う(小説家になったら、そういう仕事の依頼もあるんだろうけど、それはそれとして)。逆に私がコラムニストになりたいと思っていたら、随筆の方をこそ書けなくなっていた気がする。
(よく考えたら、随筆もごくごく表面の思想だけ掬って書いていた気がする。書くことについての悩みだけは、ものすごく重い剛速球をぶん投げていたけれど。)
この期間中、サポートをもらって、記事も購入いただき、お仕事のお誘いまで頂いた。フォロワーさんは194人\(^o^)/最終日になぜか怒濤の追い上げを見せました。始めた当初何人だったか記録しておけばよかった。本当は年末までに、自然な形で200人まで増やせたらいいかなあと思っていたけれど、交流をしすぎるとつらくなるタイプなので……。初回としてはまずまず以上の成果だったかな? やっぱりあまり自信がない。
あっでも、Twitterをやめていたのにこれだけできたのは自信になったかもしれない。Twitterを自分の活動発信の道具に使おうとしていたくせに、Twitterで拡散したところで……とか、Twitterからnoteを見にこようと思う人って少ないよねえと、期待と失望の渦に飲まれる自分がいたから、その苦しさから逃れられたのも良かったと思う。ほんとね、Twitterなんて脳のCPU使わずに遊ぶべき道具なのに、色々考えてしまうから。たとえばあそこで仲違いしたところで、向こうはすぐ忘れちゃうレベルの話なんだろうけど、私はずっと忘れられないし……。みんな、私ほどは文字の向こうに他者を見てないのかな。それとも真の意味で見えてないのは私の方だったのかな。アカウント再開は……大逆転でなんかものすごいいいことが起こったら考えてもいいけど……。あ、デビューしたらプロモーション用のアカウントは作ると思うけども。
文字数ですが、累計 54,309文字(オフライン含め56,723文字)でした。計算すると、一日当たり約1,890文字書けていたことになる。すごい雑な計算だし、創作はそうはいかないだろうけど、二か月続ければ十一万字。思っていたよりは量を書けるんだな私……という発見が出来たのは良かったかなと思う。十万字書けたら、大抵の賞に出せるもんね。
次にもしこういうチャレンジをするときは、ショートショートしばりとかできるといいのかなあ……。お金を取れるくらいの文章と言っているのに、矛盾しているけれど。
とにかく、自分お疲れ様。心身ボロッボロだったのに、よく頑張ったと思う。