幼児の高熱と芳一

幼子は三日三晩高熱にうなされ、弱々しい声で泣き続け、医者も匙を投げて返ってしまった。四日目の夜、急に泣き止んで言った。「お母さん。芳一の耳が欲しい」「芳一さんて、あの芳一さんかえ？それに、耳が欲しいなんで、なんで？」「芳一の耳が欲しいよ。だめなら死んじゃうよ」#耳なし芳一

— 耳なし芳一bot (@bot78741637) July 3, 2022