麻酔が切れた芳一

全身麻酔が、漸く切れてきて、芳一ははじめうっすらと、そしてかっと目を見開き、大声で叫んだ。「耳が！耳が切られる！止めて！助けて！」暴れようとして、男の看護師に押さえつけられた。ところが翌朝になると、芳一は自分が何を叫んだのか、全く記憶にないのだという。#耳なし芳一 #140字小説

— 耳なし芳一bot (@bot78741637) September 26, 2022