「学園百合ゴースト企画」感想

学園百合ゴースト企画の参加ゴーストの感想です。


ミモザのように貴女と

寮内の同じ部屋で暮らしている明石愛莉と蜜月を過ごす。
ともかく甘い。でろんでろんに甘い。
百合、学生、初々しい恋、そういったものがミモザサラダのごとく混ぜ込まれている。

寮内のルームメイトという関係性だが、いずれ同棲したいと彼女は言う。
今でさえこのデレっぷりなのに、寮を出て同棲したらどうなってしまうのか。

触り反応でもダダ甘で、特に肩を抱きしめてからではトークも頭なでもさらに甘々に変化する。
ともかく初々しくも情熱的でねっとりと絡み合うような愛情を体感できる。

それゆけ!お嬢様部!

「人」か「花」か、見た目を選ぶことができる。
擬人化はよくあるが、モチーフをそのまま表示できるのは珍しい。
最初の起動で「花」を選んだため、確かに百合ゴーストだという納得がある。
お嬢様学校っぽい雰囲気を醸し出しているが、見た目が花なのでどこかシュールである。

次の起動では人にしてみると、同じことを喋っていても意味が異なってみえるのが面白い。
トーク内の「暖かい」の意味も変わって見えてくる。
見た目に人は影響される愚かな生き物なのだ。

すれ違う視線の先

気さくで明るい箕面樹里と他愛ない雑談をする。
提示されるユーザ像とは、性格も趣味も全く異なる。
しかし人が人に惹かれるのはいつだって予想外のところだ。
傍から見ればきっと凸凹コンビ。

独り言は、それぞれの独白が交互に表示されているけど、最後の独り言はきっとそういうことなんだろう。
違った方向を見ていても、その先で交わるところは同じで想いも同じ。

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