思い切ってSNSのアプリを消した話
今日、スマホからX(旧Twitter)のアプリを消した。
アカウントは残していて、今後も利用するつもりはある。
ただ、見る頻度が減るのは間違いなかった。
思えば、スマホを開いていればSNSのことが気になっていた。いいねは貰えただろうか、フォロワーはどうしているだろうか。家にいる時も、外に出た時も、暇さえあればアプリを覗いていた。
もうそんなことは終わりにしたかったのだ。
SNSを通じて出会った人達の中には今も繋がりを持っている人達がいて、その人たちとは別のツールでもやり取りできる。アカウントを消すわけではないので、必要な時に利用すればいいだけだ。
なにより、肩が軽くなった。
SNSが与えてくれる情報は、いいものばかりではない。誰かが悪いことをしている、それを批判する、そのまた批判。世界ではこんな酷いことが起こっている、許せない、許せないから叩く。目に飛び込んでくるネガティブな情報の波は、いつしか頭も心も疲弊させていた。
アプリをアンインストールしたことで、きっとスマホを触る時間が空白になるだろう。その空白に何が入り込むのか、今からワクワクしている。
SNSによって出会った人たちはかけがえのないものだったが、SNSとの距離感を見直すきっかけを作りたいと思う。
世界のトレンドよりも、もっと大事なものを見逃してしまわないように。