大寒の味噌仕込み
毎年大寒あたりに味噌を仕込む。
去年は産後2ヶ月でたくさん仕込めず
足りなくなってしまったので
今年は10kg仕込んだ。
味噌、ポン酢、塩麹などは手作りのものを使うことがほとんどだ。
6月の梅干し仕込みも欠かせない。
ここ十数年毎年、友達を集めて大人数で仕込んだり、子どもたちに手伝ってもらったりして仕込んでいたが
去年と今年は自分にあまり余裕がなく
隙間時間に一人で黙々と作業した。
数年前、私の好きな「うかたま」という雑誌で
買えばなんでも手に入る時代になぜ手作りするのか?
というタイトルの記事があった。
その内容は忘れてしまったのだが
その時自分が作る理由は「作るのが楽しいから」だと思ったと記憶している。
でも、今はその時と状況が違う。
子どもが6人になって
当時より時間も労力も限られている。
楽しいからといってやりたいことを全部やる余裕はない笑
他の人にお願いできることは頼む、
家電を使う、買う、などで
かなり仕事を削減してきたと思う。
けれども、それでもなお
調味料を作る
という一見やらなくても良さそうな作業を
こだわりを持って自分でやる理由は?
・子どもたちに作る過程を知っておいてもらいたい
・子どもたちに本当に自然な素材の美味しさを覚えてもらいたい
・子どもたちの心と身体が健やかで元気に育つように
などなど
そのために食べるものを手作りするというのは大事だと強く思うからなんだと思う。
ここ数年は子どもがどんどん増えて笑
自分の子どものことで手一杯だったが
これからは徐々に活動場所を広げていきたい。
などと潰した豆と塩と麹を混ぜながら
これからの活動に想いを馳せた。