とにかく書いてみる

生まれてから半世紀経とうとしているというのに、自分が何者だとかそもそも生まれてきてからおまえは何をしてきたんだと自問しても答えられない、なーんにもないとしか思えないくらい落ち込んでいる。今まで何してきたんだろう、ひょっとしたら何もしてないのか、何も残せてないのかと、普段能天気なくせにというより普段が能天気すぎる反動からか、自分の脳はそういうことに支配されて何も手につかず、さらに加齢といまだ癒えない産後疲れと更年期と2年前のコロナ感染からの体調不良などから、自分の体もコントロールできないことでさらに落ち込んでいる。

もっと嫌なのはこういうモヤモヤを誰かに話すこともできないということ。友人はいない。親や配偶者は揃って『みんな辛いんだから我慢しなさい』と言ってドヤ顔して終わり。子どもに愚痴るわけにもいかない。結局自分のどこかに溜まっていくだけ。はきだす場所がない。

今より少しだけすっきりしたい。チラシの裏に書いて捨てりゃいいかもだけど新聞は取ってないし、なにより正論言ってドヤ顔キメる家族に死んでも見られたくないから紙の日記はつけられない。手書きよりずっと時間かかりそうだけど、誰に見られるかわからないけど、ひとに見られることを意識したものなんかおそらく書けないだろうけど、しばらくの間精神衛生のためというか、大げさに言うと生きるために書き殴ってやろう、と。

こうでもしないと息苦しくて生きていけない気がして。生まれてすみません。

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