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【試合観戦記】 6/8楽天7-2中日:銀次アンバサダー予言的中?! 「あなたの思い出は?」歴代42本の一覧表を掲載!

借金完済へ王手

交流戦に入り、今江楽天が絶好調だ。

初戦の5/28●E1-6DB(横浜)こそ降雨に祟られて落としたが、翌5/29○E4-0DBから4連勝。降雨コールドと老獪左腕にやられた6/2●E0-4S(神宮)の一休みをはさみ、今週は負けなし今季初の5連勝!

これで5/28には最大9あった借金が完済まで残り1と王手をかけている。

じつは昨年5/28も借金9あった。ところが真夏の反転攻勢で借金を完済するまで、4ヵ月もかかった。9/30敵地オリックス戦で天敵・田嶋大樹に約3年ぶりに黒星をつけてようやくチャラにしたものの、そこで力尽きて4位に終わった経緯があった。今年はどうなるだろうか?

ドラ1古謝のプロ初勝利、小郷による満塁本塁打と投打かみ合ったイーグルスの前に日曜日立ちはだかるのは、則本と同期の左腕・松葉貴大になる。

試合展開

楽天=1番・小郷(右)、2番・村林(遊)、3番・辰己(中)、4番・鈴木大(三)、5番・フランコ(一)、6番・渡邉佳(左)、7番・小深田(二)、8番・太田(捕)、9番・古謝(投)

中日=1番・村松(遊)、2番・山本(二)、3番・福永(三)、4番・細川(右)、5番・カリステ(一)、6番・ディカーソン(左)、7番・宇佐見(捕)、8番・岡林(中)、9番・メヒア(投)

両軍のスタメン

銀次アンバサダーの予言的中?!

この日の朝、スポーツ報知から1本の記事が配信された。

昨年限りで現役を退き、今年はアンバサダーとして活躍する銀次が、チームの5月戦況を振り返ったコラムだ。
今振り返ると、このコラムまさに予言めいていた。

楽天歴代屈指の安打製造機が約1000字のコラムで綴った投打の期待株が、この日バンテリンドームで躍動したわけだ。

とくに文末だ。

「6月は交流戦が中心で、最低限勝ち越さないと上位には食い込んでいけない。カギになるのは長打。ホームランはめちゃくちゃ難しいけど、ひと振りで点が入るのが野球の魅力です。5月末はホームランで勝てていたから、6月も同じ調子でいきたい」

と書いたとおりの展開になった。

あの野球インフルエンサーも一目置いた!

試合は楽天が2点を追う展開で始まる。
古謝が立ち上がりいきなり一発を含む長短4連打で2失点。

しかし翌2回表に味方打線が一挙6得点の猛攻でゲームをひっくり返した。

先頭の4番・鈴木大による追い込まれてから5球連続ファウルで粘った末のセンター返しを起点に、渡邉佳による銀次さながらの逆方向タイムリー。さらに女房役・太田の中前へ運んだ同点打。あっという間に追いついてみせた。

打線が線として機能した流れるような攻撃は素晴らしかったが、なかでもインパクト大だったのは、小郷によるプロ初の満塁本塁打だ。

太田同点打でなおも1死2,1塁だった。
古謝の送りバントを相手先発メヒアがファンブル。
これで塁上全て埋まり1死満塁で迎えた2打席目だった。

1打席目は速球中心の攻めに遭って左飛凡退。
だから2打席目は一転して変化球で来る。

そういう読みがあったかは分からないが・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2024』でどうぞ。

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