
侍ジャパン背番号13、楽天・松井裕樹のWBC使用球アジャスト問題
WBCの場合、第1回大会から常に使用球へのアジャスト問題が取り沙汰されている。いいかげんウンザリもするけど、不可避なテーマなのだ。
2019年のプレミア12や、2021年の東京五輪はWBSC(世界野球ソフトボール連盟)主催。そのため使用球は日本のSSK社製だ。
しかし、MLBとMLB選手会主催のWBCはMLBと同じ米ローリングス社製が使用球になる。もちろん、ミズノ社製のNPB球とSSK社製のWBSC球との間にも差異はあるけれども、どちらも勝手知ったる日本のメーカー。その差はNPB球とWBC球と比べたら小さいものでしかない。
今回侍ジャパン30人に選ばれた楽天の松井裕樹がWBC使用球を試合で投げたのは、前回2017年のWBCのとき。
中国戦、オランダ戦、キューバ戦の本大会に強化試合などを含む合計8.1回を投げた。三振も13個を奪ったが、いっぽうで四球も6個を出していた。9イニング当たりの与四球率では6.48になる。
この数字は今季からMLBに挑戦する藤浪晋太郎(アスレチックス)が前回WBCで残した8.10より良い数字である。しかし当方が・・・(続く)
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2018年9月のGM就任から始まった石井体制も5年目へ突入。今年はGM職を外れて監督業に専念する総決算・集大成の戦いに。監督も「狙うのは優勝ですね。優勝以外を掴まされてもハズレ」と不退転の決意を示す今シーズンを試合感想文やコラムなどで綴ります。あなたの野球観戦の「良き伴走者」を目指して。月10回以上を所収。ただいま新規読者さん募集中!
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