祝!! 球団初の外野ゴールデングラブ賞!「残念そこは辰己」の“意外と語られない”真骨頂
※2021年12月27日、タイトルを変更しました。
アップデートされた楽天外野陣
おもに左翼=島内宏明、中堅=辰己涼介、右翼=岡島豪郎が担当した今シーズンの犬鷲外野陣。
「じつはその守備力は球団史上歴代最強では?」
そう感じている、鷲ファンの読者さんは多いと思う。
僕もその1人になる。
(丁寧に書くけど、12球団No.1とは言ってない)
個人的に今まで最も好感を持てた外野陣は2010年だった。
左翼はリンデン、草野大輔、牧田明久の併用だったものの、中堅に聖澤諒が定着。それまでセンターを任されてた前年首位打者の鉄平を右翼にまわした布陣だ。
これにより被三塁打が前年39本→13本へ大幅に減らすことができたことは、過去のブログ/メルマガ等で折に触れてご紹介してきた。
しかし今回、僕の中の印象・評価は『2010年から2021年へ』完全に書き換えられた。令和3年の外野陣が球団歴代最強だと──
Twitterで反響。球団史上最多の外野補殺数
いくつか具体例をあげてみよう。
外野補殺だ。今年の28個は、じつは球団史上最多を記録している。
このことを昨日Twitterで紹介したところ、たちまち150個超のいいねと1万超のインプレッションを記録するなど反響を頂き、今なお通知が鳴りやまない。
28個中、本塁憤死で記録した補殺が10個もあった。
昨年は補殺19個で当該4個だったので倍増だ。
補殺の中でも最重要になるのは、直接失点に絡むホームで走者をアウトにする補殺になる。
たとえば、走者なしで右翼線を狙った長打コース。右翼手が上手くまわりこみ処理からの送球で、一気に2塁を狙った打者走者をアウトにする。
このときの補殺も素晴らしいが、もし補殺が記録されなくても直接の失点にはならない。2塁を踏まれたところで点は入らない。ピンチには変わりないが、後続をアウトにすれば失点しないからだ。
その意味で、本塁陥落を防いだ外野手の補殺が10個もあった点は、高く評価できそうだ。
岡島豪郎>広瀬アリス似
2つめの例をあげると、これは11/2のnote/メルマガでも紹介したとおり・・・(続く)
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