![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/4417311/3a33999d29dea5567810cffe09071336.jpg?width=800)
- 運営しているクリエイター
2016年6月の記事一覧
【試合評】投打にツメの甘さを欠いた3時間2分の沖縄戦 ~2016年6月28日●楽天イーグルス2-3オリックス
奇跡のAクラスへ、勝ち続けるしかない楽天だったが・・・奇跡の逆襲Aクラスへ、楽天はとにかく勝ち続けるしかない状況にある。パリーグでは54年ぶり沖縄開催となったオリックス10回戦は終盤まで1点を争う接戦になったが、スコア2-3で敗れている。
勝てるチャンスが其処此処にあり、防げる失点も幾つかあったイーグルスが、投打でツメの甘さを欠いた。
6月に入り、本来の調子を取り戻してきた相手先発・西の好
ここがヘンだよ、楽天の中田翔対策。チーム戦略室は何してる?! 直近5年分の対戦データで明らかになった楽天バッテリー陣の誤りとは?!
3年ぶりのAクラス争いへ、いよいよ明日から楽天のマジでガチな77試合真剣勝負の火蓋が切って落とされる。
交流戦で息を吹き返した楽天は4位・西武とのゲーム差を3.0に詰め、獅子の尻尾を掴むのは、もはや時間の問題という好位置だ。しかし、プレーオフへ進むには、3位以内に入らなければならない。そうなのだ、我ら楽天は埼玉西武を相手とせず、真のライバルは3位に座るファイターズになる。
ところが、今シーズン
3割30本30盗塁にUZR+30。クアトロスリーも夢ではない、楽天オコエ瑠偉の驚異的な守備力
現在、楽天戦で胸熱旋風を巻き起こしている背番号9、オコエ瑠偉。
5月29日の1軍再昇格以降の約3週間は、あまりにも濃密すぎた。「えっ? まだ1カ月足らずなの?」と感じている私のようなファンは、正直、多いかもしれない。乾いたスポンジのように貴重な経験を吸収し、濃縮な時間軸を一気に駆け抜けたオコエ。
打撃は山田哲人、守備は新庄剛志とイチロー、走塁では鈴木尚広を目標に掲げ、海外FA権取得を待たずに1
【試合評】 逆襲の楽天、交流戦で再浮上。今後の命運を分ける価値大の5試合とは?!~2016年6月19日○楽天イーグルス5-3DeNA
今シーズン初の同一カード3連勝で交流戦を終える!!有終の美。交流戦最後のゲーム、イーグルスはスコア3-5で今季13度目の逆転勝利を飾り、今季初の同一カード3連勝を達成した。
楽天は交流戦成績を18試合11勝7敗、勝率.611の4位でフィニッシュ。パリーグではソフトバンク、ロッテに続く好成績で今季のインターリーグを終えている。
勝利投手は先発3登板目の戸村。5回3失点の粘投をみせると、6回は
なぜ防御率6.91に悪化したのか? データで探る、楽天・松井裕樹の不振、その理由
昨年、高卒2年目にして背番号1が残した数値は、圧巻だった。
63試合に登板、防御率0.87、3勝2敗12ホールド33セーブ。34回あったセーブ機会での失敗は僅かに1だった。
リリーフ投手が1イニング以上を無安打無四死球で抑えたとき、クオリティリリーフ(QR)が記録される。昨年は1イニング以上投げたときの42.4%で記録されていた。
最終回、koboスタジアム宮城に流れた「Centuries」
多くの楽天ファンが見逃している、今江敏晃の穴とは?!
FAで今江取った意味あるの?と感じている楽天ファンの皆様へ梨田楽天の誤算。その第1号は、総額6億円の3年契約でFA入団した今江敏晃の不振になる。
そのつまずきは、久米島キャンプ直前に左ヒラメ筋炎を発症したことから始まった。
シーズン入っても古巣ロッテ戦の死球(あのときバットを叩きつけて怒りを露わにした今江。当時は古巣相手に闘志満々と思ったが、今から思えば本人の危険察知能力が重大事を察知しての行
【試合評】 藤田一也が魅せた今季2度目の快挙~2016年6月12日○楽天イーグルス4x-3広島
今シーズン3度目のサヨナラ勝利は2死無走者から!!延長11回裏、2死2,1塁のサヨナラ機だった。バッターボックスは9番・藤田。9回代打で途中出場した背番号6のサヨナラ打で、4時間8分の接戦に終止符を打っている。
マウンド上は中崎雄太だった。今季ここまで27試合で防御率1.59、2敗5ホールド13セーブと快投を続けるぽっちゃり右腕に対し、11回のイーグルス打線は僅か5球で三者凡退に切り伏せられ
【試合評】 4+23の答えは、終盤奇跡の逆転勝ち!! 好投・釜田で見逃されがちな致命的課題点とは?!~2016年6月11日○楽天イーグルス2-1広島
4+23=終盤、奇跡の逆転勝ち!好投する先発投手を打線が見殺しにすることこそ、忸怩たる敗戦はない。広島2回戦も、そんな重苦しいゲーム展開で終盤まで進んでいたが、終盤にドラマが待っていた。
先発・釜田は8回途中1失点の好投。立ち上がり、3番・丸に上手く中前へ運ばれ先制点を許したが、失点は初回の1点のみ。2回以降、マウンドという孤独の城で丁寧な投球を武器に、赤ヘル勢の攻撃を散発3安打に抑える奮闘
【試合評】 最後まで目が離せない3時間35分。交流戦2カード連続勝ち越し! ~2016年6月9日○楽天イーグルス3-2ヤクルト
内田靖人1軍昇格即スタメンで2安打1打点梅雨空に覆われた仙台地方。断続的に振り続く雨中のコボスタで、若い力が躍動した。
中でも光ったのは、当日1軍昇格した内田靖人の打棒だ。
即、8番サードで今季初出場し、2安打1打点。5回にその後の同点・逆転につながるチャンス拡大の二塁打は右翼線着弾のポテンヒットで、ライト雄平の後逸を誘うラッキーな長打になったが、翌6回にはしっかり捉えてみせた。2死3,1