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【完璧は退化に繋がる】

今日は『完璧は退化に繋がる』
についてお伝えしていきます。

「完璧」に整って
何でもこなせる
カッコ良い姿で居たい

恥ずかしながら
個人的にそのように
思っていた時期が
ありました。


「弱さ」や「欠点」を見せると

「バカにされるかもしれない」

「あれこれ指摘されてしまう」

「誰も付いて来てくれない」

etc

恐怖や不安に怯えていました。


今となっては笑い話ですが
当時は必死でした。

周囲と比較して
評価を気にするより

「完璧」を目指さない事は

「手を抜いて怠慢に感じる」

「サボっているように思える」

「楽をしている氣がする」

etc

マイナスイメージが
固定観念として
定着していました。

「睡眠」=「悪」と同様に

「完璧」=影響力を与える立派な人

という方程式が脳内に
刷り込まれていました。


もちろん社会には
「天才」と呼ばれる方が
おられます。

いつも「完璧」で
ミスする事もなく
超越した領域に
存在しています。

何度も羨ましいと
思った事があります。


他者が気にならないと思っても
心の奥底では

「チヤホヤされたい」

「称賛・尊敬されたい」

承認欲求が出ていたのでしょう。


しかし
極度の「完璧主義」は
心身共に疲弊していきます。

「完璧」にしようと強がると
力んでしまって本来の力すら
出せなくなります。

真面目に取り組んでいるのに
思うような結果が出ない人の
陥りやすい特徴です。


素晴らしい商品やサービスを
創り出そうとする
真剣な心構えは
大切であり必要です。

ただ空回りしては
無意味に終わるので
リラックスする事です。


例えば
毎回真面目で硬派な内容で
1度もミスがや欠点が無い
番組はどうでしょうか?

1つのスタイルで
それが好きという人も
おられるでしょう。

ただ無難に卒なく
こなしているだけで
退屈してきます。


学校の授業で言えば

「教科書通りに淡々と説明するだけで
 ユーモアや冗談が全く無い先生」

非常に勿体ない事をしています。


自分の「失敗談」や「笑い」を
授業に取り入れると
生徒は前のめり状態になって
聞き始めます。

最終的にその先生に
惹かれていきます。


私が尊敬する
中学時代の熱血英語恩師は
まさに憧れの先生です。

授業内容はかなり厳しいですが
色々な角度から体験談も踏まえて

「熱く」「楽しく」「面白く」
ストーリー形式になっていて
他の先生とは
一線を画していました。


人生で人に影響を与える事を
色々と教えてくださりました。

喉頭がんで亡くなられた事が
本当に惜しいです。


「失敗」しても
「ピンチの時こそ最大のチャンス」
と仰って背中を後押ししてくださり
前向きになれていました。

大人になっても
また授業を受けたいと
思える偉大な恩師です。


人は「完璧」状態には
段々と飽きてきます。

かの有名なAppleでも
「完璧」ではありません。

製作段階では「完璧」を追求し
ハイクオリティを備えて
市場に提供していきます。

途中で欠陥やバグが見つかり
修正を求められます。

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最初はヨシ!「完璧」だと
思っても不具合が出てきます。

かと言ってAppleが
好きな人からすれば
そこまで氣にしていません。

またアップデートするでしょう
くらいの感覚でいます。


「完璧」を求めすぎると
ブレーキがかかってしまいます。

背景にある理由として
「完璧」にしておかないと
お客さんから見放される
という恐怖や不安があります。

「完璧主義」は
極度に「失敗」を
避けようとします。

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全て「完璧」に揃っている
人、会社、国家等
殆どありません。

ないものねだりで
愚痴、不平不満、批判批評を
ぶちまけているだけです。

そのネガティブ発信から
様々な発明やアイデアが
生み出されますが
どれも「消極的知能」です。

「消極的知能」とは
ネガティブな状態を
解決するアイデアの事です。


「完璧主義」の罠に
ハマらないためには

「弱さや出来ないところを見せる」

「失敗を怖がらない」

「アップデートすれば良いと捉える」


真剣に集中して取り組みつつも
肩の力を抜いて楽しみながら
バランス良く
向上していきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたの「完璧」を
お聞かせください。

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