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【全てはイメージしてから行動する】

今日は『全てはイメージしてから行動する』
についてお伝えしていきます。

幼少期は

「あらゆる事を自由自在にイメージする」

「クリエイティビティに富んだ事を行う」

「心の声に沿って素直に振る舞う」

etc

純粋かつ無邪気に動きます。


ところが、大人になると
学校教育の洗脳を強く受けて

「常識」

「偏見」

「固定観念」

etc

がんじがらめに
縛り付けられています。


制限を外してもっと伸び伸びと
活動していけば視野が広がり
色々な経験を積む事が出来ますが
殆ど取り組もうとしません。


理由としては

「常識」

「固定観念」

によって他者や周囲と
比較競争してくだらない
ステータスゲームに
没頭しているからです。


相手に対して
感謝して尊敬すれば

「打ち負かして屈服させてやろう」

「自分の凄さを見せつけて跪かせてやる」

「自分のほうが地位・評価共に優れている」

etc

といった卑屈な発想を
思いつく事はありません。


もちろん悔しさをバネにして
這い上がっていく事も必要です。

あくまで自分の内側に留めて
相手には表現しない事です。


他人軸に意識を置いて
上っ面の評価ばかりを
氣にしていると
本質を見失っていきます。

つまり

「外面だけの視点が全てだ」

と間違った思い込みを
抱くようになります。


大人になってイメージしている事は
他人や周囲のフィルターを通して
餌付けされたモノ・コトだらけです。

子供の頃自然と行っていた

「柔軟性に満ち溢れた面白くユニークなイメージ」

とは全くかけ離れています。


変に知識や情報が入り過ぎて
無限にイメージする事を
妨げています。

子供が無の状態で
クリエイティブ(創造的)に
イメージする事に対し

大人は有の状態で
イミテイティブ(模倣的)に
イメージしています。


イミテイティブに
イメージする事が
悪い訳ではありません。

どんな事も真似をする事から
徐々に大きくなっていきます。


ただ決められた枠組みの中で
答えや正解があると思って
取り組むと周囲の状況を
察知する癖が出兼ねないです。

『答え合わせは貧乏を引き寄せる』参照。

学校教育の最大の弊害が
正解・不正解でジャッジして
決めつけ中毒にしている事です。

イマジネーションと
クリエイティブを奪い
自由な発想をさせないように
誘導しています。


イメージの重要性は
様々な分野で
提唱されています。

イメージトレーニングの効果に
まつわる研究において
著名な事例があります。


それは
オーストラリアの心理学者
アラン・リチャードソン氏
による

「バスケットボールのフリースロー」研究

です。


アラン氏は学生達を
ABC3つのグループに
分けました。

フリースローが上達するように
それぞれ「20日間」
異なる行動を取ってもらいました。


A:20日間フリースローの練習を行う

B:20日間全く練習しない

C:20日間フリースローの
  イメージトレーニングを行う


20日後に
フリースローの成功率が
どのように変化したのか
確認しました。

結果は

A:24%上昇した

B:全く上達していなかった

C:23%上昇した


イメージトレーニングは
実際に練習した結果と
殆ど変わらない効果がある事が
判明しました。

環境の良し悪しにかかわらず
ある程度は結果を出せる
という事になります。


イメージトレーニングの内容は

「手に取ったボールの感触や重さを感じる」

「バウンドする音を聞き、ゴールを通るボールが見える」

詳細をディテールまで
イメージしていました。


アートや武道においても
最初は大きな概要から細部まで
イメージしてから取り組みます。

何も想像せずに実践しても
得られるメリットはありません。


伝説の剣道の先輩は
あまり稽古をしなくても
軽々と優勝していました。

何か秘訣があると思い
尋ねてみたら

「ビデオ等の映像を観てから何度も
 イメージトレーニングを繰り返す」

と仰っていました。


もちろん先輩は

「天賦の才」

「周囲に気付かれないように陰で鍛錬している」

「本番に強い精神力を備えている」

etc

最大の才能を最大の機会に
発揮しています。


しかし、それ以上に
イメージトレーニングをする事で
本番を体験している感覚が
掴めていると思われます。

私も先輩の真似をして
ひたすらビデオを観ては
脳内にイメージを
焼き付けるようにしました。


すると大きな試合で
素晴らしい成績を
収める事が出来ました。

イメージトレーニングは
かなり効果的です。


但し個人的には
イメージトレーニングだけでは
限界があると思っています。

日頃の努力を怠り
楽してイメージするだけで
良い結果を出せると
勘違いする事は慎みます。

どんな分野においても
細部までリアルに
ディテールをイメージしてから
実践に取り組む事に尽きます。


素早く行動に移す事も良いですが
その前にイメージする事で
潜在意識にアクセス出来て
実現化しやすいです。

文章も書く前に文字数や描写を
ありありと具体的に
思い浮かべる事で
書きやすくなります。


五感と六感をフル活用して
イメージ力を鍛えましょう。 

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたはどのようにして
「イメージ」を
強化しているか
教えてください。

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