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【20マイル行進】

今日は『20マイル行進』
についてお伝えしていきます。

「ビジョナリーカンパニー・④」
に出ている言葉です。

『20マイル行進』とは
外部の環境の変化に対し
良いときも悪い時も
一定のペースを保つこと。

1911年10月、2つの南極探検隊が
南極到達点に向けて探検する物語です。

アムンゼン隊とスコット隊です。

天候は全く同じ条件下に
あったにもかかわらず
明暗が大きく分かれました。

アムンゼン隊は南極点到達後
安全に祖国に帰国しました。

一方スコット隊は南極点到達の帰路
5人全員が凍死しています。

なぜこのような違いが出たのでしょうか?

2人の隊長の考え方や行動は
全く異なりますが決定的に
違っていたことがあります。

それは1日の行進距離です。

アムンゼン隊は天候善し悪しに関係なく
1日20マイルを維持していました。

対照的にスコット隊は天候に準じて
1日の行進距離が異なっていました。

アムンゼン隊は南極の天候が
変化しやすいことを理解していました。

天候が良い状況下で仮に20マイル以上
進んだとしても無駄に体力を消耗するだけで
ゴールに辿り着けないことを見抜いていました。

スコット隊は天候の良い日は
30~40マイル進み
吹雪の日は休んでいました。

目標に対して自制するべきことと
成果を出すことの紙一重の葛藤がある中
アムンゼンは着実に結果を出したのです。


20マイル行進は全てに当てはまります。

ビジネスでも業績が良いからと言って
無謀な行動をするのではなく、備えをして
着実に積み重ねていくことが大切です。

剣道の稽古でも同様のことが言えますね。

毎日1000本確実に素振りを続けるのと
2000本する日があれば全くしない日が
あったりでは結果は目に見えています。

もちろんハードルを上げていくことは重要です。

但し毎日継続することが前提でそれを無視して
負荷をかけるようでは自己満足にすぎないです。


最近では最新の機器によって足関節の強さや
打突する姿勢等の数字やデータで計測できます。

メンタルや幸福度のような主観的な視点
創造性を生むインスピレーション等は
数字やデータ計測はできないと
されていました。

それらは本当なのでしょうか?

アムンゼン隊のように規律を守ることで
マインドの状態を正確に認識できるのです。

主観的な側面もあるかもしれないですが
ノートに日々の思考・感情・行動を
記録していると見えてきます。

3~5行日記で良いと思います。

意志力を節約して幅広い認識・判断が
できるようになっていくのは間違いないです。

塵も積もれば山となるですね。


20マイル行進が複利となり
絶大なリターンをもたらすでしょう。

ブログや音声配信も20マイル行進で
コツコツ継続していきます。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


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