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【どんな状況下でも輝ける4つの法則】

今日は
『どんな状況下でも輝ける4つの法則』
についてお伝えしていきます。

これはイスラエルの物理学者
エリヤフ・ゴールドラット博士が
TOC(制約理論)の中で提唱していた
「科学者の心」を持つための
4つの信念によるものです。

人間は日常生活の中で
下記の4つの障害に
時間を費やしているのでは
ないでしょうか。

Ⅰ:ものごとを複雑だと考える。

Ⅱ:ひとのせいにする。

Ⅲ:対立は仕方ないと考える。

Ⅳ:わかっていると思う。

Ⅰ~Ⅳは人生を歩んでいく中で
成長を妨げる障害となります。

この4つの障害を取り除くと
どんな状況下でも輝くことができるのです。

昔海外のとある起業家が
事業に失敗して無一文になり
電気・水道・クレジットカード等
全て差し押さえられました。

この起業家は最低・最悪の状況から
3ヵ月で億単位のお金を稼ぎ見事に
再復活されたのです。

普通なら諦めて投げ出すでしょうが
彼はこれを逆手に取って大逆転しました。

その大逆転した秘訣が4つの障害と
正反対のことをすることです。
(4つの障害を取り除くことです。)

4つの障害と正反対のことは

➀ものごとはそもそもシンプルである。

②人はもともと善良である。

③ウィンーウィンは常に可能である。

④わかっているとは決して言わない。

一つずつ掘り下げていきます。

➀ものごとはそもそもシンプルである。

 極々当たり前のことですが
 現代社会では情報が氾濫して
 あれもこれもと考えすぎる
 傾向にあります。

 考えることが悪いのではなく
 複雑にしすぎて焦点が定まらない
 状態になっているのです。

 難しくみえているだけなんです。

 そんな時は因数分解して単純にすると
 思いのほかスラスラと解決します。


②人は善良である。

 性善説と性悪説で二元論になりがちですが
 そうするとドツボにハマるのは当然です。

 どちらかが良い・悪いではなく
 人のせいにしても問題は解決しません。 

 ひとのせいにしたい背景は
 相手より自分のほうが優れていることを
 誇示したいという支配欲が強いからです。

 人格攻撃しても問題は解決しないです。

 双方が責任転嫁していては埒が明かないので
 自分の思い込みが間違っていると解釈すれば
 目くじらを立てて腹が立つこともないでしょう。


③ウィンーウィンは常に可能である。

 自分と相反する考えや意見が出たときこそ
 弁証法で統合して乗り越えることが大切です。

 夫婦喧嘩や職場での意見対立等は
 まさにお互いを潰し合っています。

 反対の主張が出てきたときこそ
 大歓迎すべきなのです。

 人は善良であるという前提に立てば
 対立すること自体がおかしなことです。

 全部同じ考えでは進化しないです。
 色々な意見があるから脳を活性化する
 絶好の機会です。

 むしろ相手の勝利から逆算して
 更により良い方向性がないか
 試行錯誤していくのが最善です。

 ビジネスのプレゼン大会やスポーツの試合で
 相手側に負けてしまえと願うと逆説的ですが
 ブーメランとして自分に返ってきます。

 もちろん勝負事なので負けることは
 良くないかもしれないですが
 相手に敬意を表して素晴らしい
 パフォーマンスを発揮することを
 願えば良い結果が出るものなのです。

 剣道の試合時に相手選手の胸を借りる気持ちで
 全力で思い切った技を出し切りますと願うと
 執着心がない分自然体で勝てました。

 勝負事はそのようなものです。
 

④わかっているとは決して言わない。

 学びや気づきを止めてしまったら
 その瞬間に成長・発展が終わります。

 それ何回も見聞きしてるから知ってる
 もうわかっているから次に飛ばそう等
 実際は気分になっているだけです。

 純粋な子供心・遊び心を持つことで
 貪欲になりもっと深く知りたい
 知的好奇心が湧いてくるものです。

 生涯命尽きるまで学び続けることです。


4つの概念を理解していれば
例え無一文になったとしても
切り抜いていける自信がつきます。

今の日本では有難い環境が整っているので
自分はまだまだ甘いところにいるなぁと
つくづく思い知らされます。

オリンピック選手のように逆境に立たされても
踏まえて乗り越える肉体・感情・精神を
しっかり磨き日々精進するのみですね。

感動を与えてくださっている全選手に
心から感謝・尊敬を表明します。

今日も読んでくださってありがとうございます。




 
 

 

 




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