![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57638811/rectangle_large_type_2_2108944a8d2608285707dfa11bc683d7.png?width=1200)
【どんな状況下でも輝ける4つの法則】
今日は
『どんな状況下でも輝ける4つの法則』
についてお伝えしていきます。
これはイスラエルの物理学者
エリヤフ・ゴールドラット博士が
TOC(制約理論)の中で提唱していた
「科学者の心」を持つための
4つの信念によるものです。
人間は日常生活の中で
下記の4つの障害に
時間を費やしているのでは
ないでしょうか。
Ⅰ:ものごとを複雑だと考える。
Ⅱ:ひとのせいにする。
Ⅲ:対立は仕方ないと考える。
Ⅳ:わかっていると思う。
Ⅰ~Ⅳは人生を歩んでいく中で
成長を妨げる障害となります。
この4つの障害を取り除くと
どんな状況下でも輝くことができるのです。
昔海外のとある起業家が
事業に失敗して無一文になり
電気・水道・クレジットカード等
全て差し押さえられました。
この起業家は最低・最悪の状況から
3ヵ月で億単位のお金を稼ぎ見事に
再復活されたのです。
普通なら諦めて投げ出すでしょうが
彼はこれを逆手に取って大逆転しました。
その大逆転した秘訣が4つの障害と
正反対のことをすることです。
(4つの障害を取り除くことです。)
4つの障害と正反対のことは
➀ものごとはそもそもシンプルである。
②人はもともと善良である。
③ウィンーウィンは常に可能である。
④わかっているとは決して言わない。
一つずつ掘り下げていきます。
➀ものごとはそもそもシンプルである。
極々当たり前のことですが
現代社会では情報が氾濫して
あれもこれもと考えすぎる
傾向にあります。
考えることが悪いのではなく
複雑にしすぎて焦点が定まらない
状態になっているのです。
難しくみえているだけなんです。
そんな時は因数分解して単純にすると
思いのほかスラスラと解決します。
②人は善良である。
性善説と性悪説で二元論になりがちですが
そうするとドツボにハマるのは当然です。
どちらかが良い・悪いではなく
人のせいにしても問題は解決しません。
ひとのせいにしたい背景は
相手より自分のほうが優れていることを
誇示したいという支配欲が強いからです。
人格攻撃しても問題は解決しないです。
双方が責任転嫁していては埒が明かないので
自分の思い込みが間違っていると解釈すれば
目くじらを立てて腹が立つこともないでしょう。
③ウィンーウィンは常に可能である。
自分と相反する考えや意見が出たときこそ
弁証法で統合して乗り越えることが大切です。
夫婦喧嘩や職場での意見対立等は
まさにお互いを潰し合っています。
反対の主張が出てきたときこそ
大歓迎すべきなのです。
人は善良であるという前提に立てば
対立すること自体がおかしなことです。
全部同じ考えでは進化しないです。
色々な意見があるから脳を活性化する
絶好の機会です。
むしろ相手の勝利から逆算して
更により良い方向性がないか
試行錯誤していくのが最善です。
ビジネスのプレゼン大会やスポーツの試合で
相手側に負けてしまえと願うと逆説的ですが
ブーメランとして自分に返ってきます。
もちろん勝負事なので負けることは
良くないかもしれないですが
相手に敬意を表して素晴らしい
パフォーマンスを発揮することを
願えば良い結果が出るものなのです。
剣道の試合時に相手選手の胸を借りる気持ちで
全力で思い切った技を出し切りますと願うと
執着心がない分自然体で勝てました。
勝負事はそのようなものです。
④わかっているとは決して言わない。
学びや気づきを止めてしまったら
その瞬間に成長・発展が終わります。
それ何回も見聞きしてるから知ってる
もうわかっているから次に飛ばそう等
実際は気分になっているだけです。
純粋な子供心・遊び心を持つことで
貪欲になりもっと深く知りたい
知的好奇心が湧いてくるものです。
生涯命尽きるまで学び続けることです。
4つの概念を理解していれば
例え無一文になったとしても
切り抜いていける自信がつきます。
今の日本では有難い環境が整っているので
自分はまだまだ甘いところにいるなぁと
つくづく思い知らされます。
オリンピック選手のように逆境に立たされても
踏まえて乗り越える肉体・感情・精神を
しっかり磨き日々精進するのみですね。
感動を与えてくださっている全選手に
心から感謝・尊敬を表明します。
今日も読んでくださってありがとうございます。