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【マーフィーの法則を上手く活用する】
今日は
『マーフィーの法則を上手く活用する』
について考察していきます。
私は最初に「マーフィー」と聞いた時
米国のコメディアン兼俳優である
エディー・マーフィーを
すぐに思い浮かべました(笑)。
その頃は無頓着だったゆえに
「映画における演劇の法則」
「エディー・マーフィーによる独自のルール」
etc
勝手に思い込んでいました。
何かと関連付ける事は
とても良い事です。
今の時代ネットで調べると
すぐに莫大な情報量が出てきて
あっという間に判明します。
スピードや利便性があって
環境も整っています。
不自由なく快適です。
しかし
自分で吟味して試行錯誤しないまま
与えられた情報を鵜呑みにする事は
かなり性急過ぎます。
「急いては事を仕損じる」です。
全ては真実の一部です。
100%の真実はあり得る事が無く
バランス良く活用していきます。
通用する時もあれば
通用しない時もあります。
とすれば名探偵コナンで
「真実はいつも1つ」
という決めセリフは
根底から崩れます。
これは特定の決められた条件下では
パターン的に該当するでしょう。
つまり、正解がある前提です。
学校教育における
「◯✕式授業&試験」
「方程式のように答えが出る内容」
「受験勉強で点数を取る為だけの問題」
etc
ワンパターン方式では
力を発揮します。
ところが、実際の現実は
十人十色以上の状況であって
真実を1つに決める事自体
いささか無謀な事です。
禅問答のように答えは無く
問いそのものに力点を置き
本質を追求していく事に
フォーカスする場合があります。
社会では答えが1つ2つ
トントン拍子で出る事は
むしろ少ないくらいです。
解決策やアプローチは求めても
絶対的な正解を探し回る事は
多大なコストがかかり
時間を無駄に浪費します。
正解や答えを求めていけないのではなく
自分にとって都合の良いバイアスをかけ
他の視点や考え方は一切無視する事で
大きな問題に発展します。
いわゆる2つの敵
「自分は知っている」
「自分はその意見に反対だ」
発動させて自分だけの世界観に
どっぷり浸かってしまいます。
正解や答えを探すどころか
自分の信念に固執します。
原理主義のような状況です。
いわば一方向の目線でしか
物事を認識していないので
非常に危険です。
全て自分と同じでないと
その他は排除する動きに
出かねないです。
この限定された考え方こそが
「マーフィーの法則」を見誤って
活用している状態です。
マーフィーの法則とは
「失敗する余地があるなら、失敗する」
「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、絨毯の値段に比例する」
をはじめとする、先達の経験から生じた数々のユーモラスで
しかも哀愁に富む経験則をまとめたものである(それが事実かどうかは別)。
多くはユーモアの類で笑えるものであるが、
精神科医や学者の中には、
認知バイアスのサンプルとして
捉えることが可能なものも少数あるとの見方もある。
「マーフィーの法則」の様々な表現
英語版によると、
"If it can happen, it will happen."
「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる。」
が基本精神であって、その基本的表現は
"Anything that can go wrong will go wrong."
"Everything that can possibly go wrong will go wrong."
「うまく行かなくなり得るものは何でも、うまく行かなくなる。」
「何事であれ失敗する可能性のあるものは、いずれ失敗する。」
である。
歴史的には後述のように、
"If that guy has any way of making a mistake, he will."
「何か失敗に至る方法があれば、あいつはそれをやっちまう。」
があり、更にパワーアップした
"If there's more than one way to do a job, and one of those ways will result in disaster, then somebody will do it that way."
「作業の手順が複数個あって、その内破局に至るものがあるなら、誰かがそれを実行する。」に変化した。
日常生活でも
"It will start raining as soon as I start washing my car, except when I wash the car for the purpose of causing rain."
「洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて。」が知られている。
wikipedia
起こり得る可能性がある事は
全て起こる事であって
ネガティブな視点だけに
固執しないようにします。
例えば
赤ちゃんは死ななかったら
周囲の支援を受けながら
大人になって進化していきます。
人間には必ず
秀でたところがあります。
無理に特殊な事を
する必要はありません。
放っておいても
自然と進化します。
じわじわと
継続していれば
目標は達成します。
よって
「マーフィーの法則」を
上手く活用するための
アプローチは下記の3つです。
1.起こり得る事は全て考える
2.優先順位を考える
3.多角的な視点を持つようにする
1.起こり得る事は全て考える
ネガティブな事も準備して
リスクヘッジするようにします。
どう転がり込んでも
対処出来るように準備して
目の前の事を実践していきます。
自分に万が一の時があった事を想定し
進行しているプロジェクト等が
頓挫する事を考慮して種を蒔いておきます。
最低最悪と最強最高
両方のストーリーを
常に描いておく事です。
2.優先順位を考えておく
重要な2割を決めてそこから
最重要事項の5%を絞り込みます。
緊急事態要項は最低最悪の事態と
関連させて取り入れるようにします。
カット出来るところはカットして
環境デザインを整えておきます。
70点~80点取れたら
良いと考えます。
100点を目指す時は
基本の土台を固める段階で
徹底的に細かく行います。
クオリティとスピード両方の
バランスを調整します。
どちらかに偏り過ぎない
方向性を作っていきます。
3.多角的な視点を持つようにする
自分だけの視点では
限界があります。
自分以外に他者、グループ
コミュニティ、世界等の視点で
観察していくようにします。
自分の思い込みや固定観念を
全て脇に置いて認識します。
私はではなく◯◯さんなら
どういう視点で取り組むかを
メタ認知して俯瞰します。
自分の邪念が1ミリでもあると
相手の視点に入っていけません。
現実的なアクションとして
自分の今後において
ポジティブ面とネガティブ面で
起こり得る事を全て書き出します。
肉体面&感情面&精神面等に
カテゴリーに分けると
書きやすいかもしれません。
マーフィーの法則に関係なく
1つの視点で固定して
決めつける必要はありません。
あらゆる角度から
考えて想像出来る事を
左脳と右脳を駆使して
フル稼働させましょう。
どんな状況下になっても
柔軟性ある余裕を持ち
落ち着いて臨機応変に
対処する事が望ましいです。
最後までお読み頂き
ありがとうございます。
追伸
あなたの
「マーフィーの法則」活用術を
教えてください。