タイ·ナコンパノムから,ベトナム・ヴィンに陸路移動⑥(ラオス・ラクサオ)
2024.9.3
朝早く起きると,大通りで何か大きな声がします。窓から見てみると,托鉢の僧たちが歩いています。街の人から喜捨を受け取る時に,お経をあげているようです。
今日はソンテウで,内陸の町ラクサオに向かいます。そこで1泊して,次の日ベトナム・ヴィンを目指します。
8:30発のソンテウに乗りたいので,朝食を食べたらすぐにタラート(市場)のバス乗り場に行く必要があります。ホテルの前の前にトゥクトゥクが1台だけ停まっていたので,行ってみます(左の建物は昨日の井戸です)。
「タラート」というとすぐ乗れっていう感じなので,いくら?って聞くと,英語で200Kキープ(1300円くらい)。1台だけだからか,予想以上にふっかけてきます。40K~60Kキープくらいが妥当だと思ったんですが,言い値の半額ならOKするだろうと100と言いました。すると150と粘ってきます。あんまり値切るのもかわいそうなので,120で手を打ちました。
タラートに着くと,ラクサオ行きのソンテウがもう停まっています。車の脇にいたおばさんに「タオダイ(いくら)?」って聞くと,150Kキープ(1000円くらい)みたいな返事です。チケットはないみたいだったので,おそらく現金払いなのでしょう。
まあいいかと思って乗りこむと,上に乗せるから荷物を寄こせっていう雰囲気です。にっこり拒否して荷物は足元に置きました。
次々人がやってきてこんな状態に。
最後は外につかまっている人までいます。
出発後は田畑や野山の中を進んでいき,ときどき集落があると停まり,さらに人が乗せていきます。でも途中のナカイという比較的大きな町で,大半の人がおりました。何かのリゾートがあるみたいです。
目的地のラクサオに着いたのは2時過ぎでした。運賃は着くちょっと前に車内で払いました。
ここはラクサオのバスステーション。ベトナム・ヴィン行きのバスがここから出るのかどうか時刻表を見ましたが,ヴィン行のバスは書いていないようです。
窓口で聞こうと思ってのぞき込んでいると,何だという感じで,脇でお菓子やジュースを売っていたおばさんにやってきます。「ベトナム・ヴィン」とそのおばさんに言ってみると,「400 10,0」と紙に書いてくれます。シーセン?(400,000キープ,2600円くらい)と聞くとそうだみたいな返事です。朝10時ってことでしょうか。現金が足りないので,おばさんにお礼を言ってバスステーションを後にしました。
バスステーションの隣りは大きなタラートで,いろんなものが売っていまます。そこでATMは見つけたんですが,手持ちのどのカードも拒否されて,現金が手に入りません。
しょうがないので,タラートの隣りのゲストハウスにまず荷物を置かせてもらいます。宿泊代は前金でって言われたんですが,現金がありません。それで,ATMを探しに街のほうに歩くことにします。
しばらく歩いて見つけたATMで現金を手に入れ,すこしあたりを散策しました。公園に入って歩いていると,遠くの大きな岩山が見えます。
ラクサオ公園とかいう公園です。ひねりのない公園名です。
公園の近くの中国料理屋さんで,夕食にします。ラオスの小さな町だと,6時くらいになると食堂がほとんど閉まったりするので,早めの食事が安全でしょう。
ゲストハウスにもどる頃には7時過ぎで,タラートもバスステーションももう誰もいません,真っ暗です。予想通り,食堂もお店もほとんどしまっています。
ゲストハウスのレセプションに寄って宿代を支払い,部屋に行ってシャワーを浴びます。すると急に停電です。その夜,その後も何度も,電気が付いたり停電になったりしました。
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