【詩.9】さよならグッバイ

脆い心　儚い暮らし　叶わなかった夢物語
寂しさの隣で　一際輝いていた煌めく笑顔

さよなら　グッバイ　
還る場所は行けばわかるだろう
さよなら　グッバイ　
器から溢れた命の雫

つたう涙　刹那の平和　どこか疼く胸の傷
何も考えず　光を目指していた　幼い記憶

さよなら　グッバイ
つぎはどんな世界で出会うだろう
さよなら　グッバイ
星から溢れた命の雫

大人になり何を得ただろう　
失ったものは何だろう
その心に投げかけてみろ　
素敵な答えが返ってくるだろう

さよならグッバイ　考えるのもクソだるいな
さよならグッバイ　頭に走る一筋の閃光

破壊と再生を繰り返し　
見えてきたものは何だろう
過ぎた景色を思い出してみろ
思うよりは鮮やかで　綺麗なもんだろ

さよならグッバイ　
進む先は分からないから心が跳ねている
さよならグッバイ　
クソみたいな事は沢山起こるこの世界だけど
悪くないな