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涙腺が弱すぎて困る話

年を取ると涙もろくなるという話はよく聞くけれど、例に漏れず私も涙腺が弱くなってしまって。

もうね、びっくりするくらい何にでも泣いてしまうんです。

子どもの行事なんて当たり前、「はじめてのおつかい」なんてボロ泣き、ネットニュースに載ってる芸能人のちょっとしたエピソードですら泣いてしまいます。

noteに何か書こうかなあなんて思いながら、他の皆さんの記事を読み始めたら泣いていた、とか。もはや意味がわからない。

NHKの朝ドラ見ては号泣し、
昼のニュースで事故だ事件だの話を聞いては泣き、
下校してきた子どもたちが学校でのできごとを話してくれれば感動し、
誰かと会話していると、話しながらなぜか涙が流れていることすらある。
なぜ泣いてしまっているのかわからなくて困るし、流れている涙を止めることもできないから更に困る。(いや会話してるだけで泣かれてる相手のほうが困ってるでしょうに申し訳ない)

いつからこんなに泣くようになってしまったのか。

もう私の涙腺はたぶんバカになってしまったのだ。

昨日は具合が悪くって、夕方から頭は痛いしお腹は痛いし気持ちは悪いしでぐったりしていたら、子どもたちが冷えピタ貼ってくれたり布団かけてくれたりして、優しい子に育ってくれたなあ、ありがたいなあと泣きながらトイレでげーげー吐いてて。私はいったい何やってんだろうと思ってました。


毎日無事に生きていること、家族が無事に生きていること、
それだけで充分過ぎるくらいに幸せなのに、

生きていれば健康であってほしいと思うし、
健康に生きていれば勉強も運動もできてほしいと思ってしまう。

いじめっ子にもいじめられっ子にもならないでほしいし、見てるだけの人間にもならないでほしい。

自分だけでなく誰かのためになるような生き方をしてほしいし、
生活に困らないようにきちんとした収入のある会社に勤めてほしい。

そしていずれは良い人に巡り合って素敵な家庭を築いてほしい。


こんなことを考えているだけでまた涙が出てきてしまうんだからほんと、年を取るのは恐ろしい……。



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