宅建士トウマ|家探しの豆知識

ブログ「生活の疑問」にて、宅建や不動産の情報を中心に記事を書いています。 noteでは…

宅建士トウマ|家探しの豆知識

ブログ「生活の疑問」にて、宅建や不動産の情報を中心に記事を書いています。 noteでは、ブログ内容の要約などを載せていますので、詳しい内容が読みたい方は、下記リンクからブログの方へ是非お越しください! ブログ「生活の疑問」 https://lifenogimon.com/

最近の記事

中古マンションのメリット、デメリット

今回は、中古マンションについて、紹介していきたいと思います。 中古マンションの特徴中古マンションには、築数年の築浅から築数十年と幅広い物件が存在します。 当然築浅の物件は人気ですが、金額は新築に近い高額になり、築年数が経過するほど金額は低下していきます。 中古マンションを選ぶメリット築浅の中古マンションは、例えば、築5年などであれば、見た目はほとんど新築と変わりません。 前の住民が余程部屋を汚していない限り、内装面は問題ないでしょう。 また、中古マンションは新築マン

    • 分譲マンションのリセールについて

      今回は、分譲マンションのリセールについて、紹介していきたいと思います。 分譲マンションの価格高騰近年、地価の上昇に伴い、住宅価格が高騰していることから、マンションの価格高騰が激しくなっております。 立地や設備などが良い、資産性の高い物件については、10年前ぐらいに購入した物件が、当時の価格より1,000万円高く売却できたという事例もあるくらいです。 ただし、マンション価格の高騰もある程度落ち着いてきたので、今購入したマンションが10年後に1,000万円高く売れるかという

      • 管理費と修繕積立金の相場

        今回は、分譲マンションの購入を検討している方にとって、重要な管理費と修繕積立金について、紹介していきたいと思います。 管理費と修繕積立金についてまず管理費と修繕積立金についてですが、ざっくりいうと以下のとおりです。 管理費・・・共用部の維持管理費用 修繕積立金・・・マンションの修繕工事の積み立て費用 管理費は、エントランスや廊下、階段などの共用部の清掃やメンテナンスの費用、管理人を雇う人件費などに使われます。 一方、修繕積立金は、外壁の塗り替えや屋上防水工事、設備の

        • 注文住宅の全館空調システムについて

          今回は、注文住宅における全館空調システムについて、紹介したいと思います。 全館空調システムとは分譲マンションに比べて面積や部屋数の多い注文住宅は、エアコンの効きが出るのに時間がかかりますが、全館空調システムがあれば、エアコンの効きが良くなります。 全館空調システムとは、注文住宅のオプションなどで設置できる設備で、家の中の温度を均一に保つことのできるものです。 全館空調システムのメリット家の室温を均一に保てる 空気が快適に保てる 間取りの自由度が高くなる 家の室温を

        中古マンションのメリット、デメリット

          住宅の購入時期について

          今回は、住宅の購入時期について、紹介していきたいと思います。 住宅の購入時期住宅の購入時期に決まりはなく、20代で購入する人もいれば、子どもが手を離れてから60代で購入する人もいます。 ただし、購入を避けた方が良い時期や購入を考えても良いタイミングというのがありますので、自分のライフスタイルに合わせて選択していただければと思います。 購入を避けた方が良いタイミング収入が低い、安定していない時期 ライフスタイルの変化する時期 物価が高騰している時期 住宅ローン金利が

          賃貸住宅のリスク

          今回は、賃貸住宅のリスクについて、紹介していきたいと思います。 リスク一覧資産にならない ファミリー向けの物件数が少ない リフォームができない 家賃の支払い義務 年収低下、高齢になってからの住み替えが難しい 順番に説明していきたいと思います。 資産にならない賃貸住宅は、あくまで貸主の所有物を借りているだけのため、いくら賃料を支払っても自分のものになることはありません。 住宅を購入していれば、住宅ローンの支払いが終われば、住宅は自分の資産となるため、そこが大きな

          住宅を購入するリスク

          今回は、住宅を購入するリスクについて、紹介していきたいと思います。 リスク一覧物件の値下がりリスク 自然災害等によるリスク 金利が上昇するリスク 建物が老朽化するリスク 住宅ローンの返済ができなくなるリスク 引っ越しが難しくなるリスク 管理費・修繕積立金が上昇するリスク 順番に説明していきたいと思います。 物件の値下がりリスクそのままですが、物件が値下がりするリスクです。 購入したあとに物件に欠陥が見つかる、周辺環境が変わるなどの影響で、資産価値が下落する

          住宅購入時の予算設定

          今回は、住宅購入時の予算設定について、紹介していきたいと思います。 住宅購入に必要な費用について住宅購入には当然ですが、住宅自体の金額に不動産会社への手数料や登記などの初期費用などがかかってきます。 物件価格が5,000万円の物件を購入するのに5,000万円しか予算を考えていなかったらダメということですね。 住宅ローンの借入額の目安について住宅ローンは、借りる人の年収などの条件で金額が決まりますが、上限まで借りても大丈夫なんてことはありません。 お金を貸す銀行側は、十

          既存不適格物件に気を付けて

          今回は、既存不適格マンションについて、紹介していきたいと思います。 既存不適格物件とは既存不適格物件とは、建築当時の建築基準法などの法律の基準を満たしていたが、法律の改正により基準が厳しくなり、基準を満たさなくなってしまった物件のことをいいます。 築年数の古い物件にはよくあります。 違反建築物とは違う違反建築物とは、建築時の法律の基準を最初から満たしていない物件のことをいいます。 当時の基準では、法律違反ではなかったのが、基準が厳しくなったからといって、違反建築物扱い

          既存不適格物件に気を付けて

          位置指定道路とはなにか

          今回は、位置指定道路について紹介していきたいと思います。 位置指定道路とは位置指定道路とは私道の一種です。 私道とは国や自治体が所有する公道とは違い、個人で所有する道路のことで、購入する土地に私道負担がある場合がありますが、その私道が位置指定道路に指定されている場合があります。 位置指定道路はなぜ定めるのか「土地のこの部分が道路である(道路位置指定)」という指定を受けた道路です。この場合の道路とは、接道義務を果たす道路を指します。 また、位置指定道路や公衆用道路を定め

          住宅の土地選びで気をつけるべきポイント

          今回は、住宅の土地選びで気をつけるべきポイントについて、紹介していきたいと思います。 気を付けるべきポイント 旗竿地 私道負担 越境地 旗竿地旗竿地とは、その名のとおり、上空から見たら旗のような形をしている土地のことです。 旗竿地は不整形地の中でも、道路に接する間口の狭い細長い路地(竿部分)と、路地の奥に敷地(旗部分)がある形状です。 また、道路の接道部分が2m未満の土地に建っている建物は、再建築不可物件といって、建て替え工事ができなくなりますが、旗竿地は、間口

          住宅の土地選びで気をつけるべきポイント

          資産価値の落ちにくいマンションの選び方

          今回は、資産価値の落ちにくいマンションの選び方について紹介していきたいと思います。 そもそもマンションの資産価値とはマンションの資産価値と一口にいってもいろいろありますが、主には下記の3つがあります。 立地 築年数 適正な管理の有無 立地資産価値の中でも最も重要なのは、やはり立地です。 都心部や都心部へのアクセスが良い人気エリア、災害に強いエリアはもちろん、駅近、治安の良さ、周辺施設の充実、再開発の予定があるなどマンションがどこに建っているかというのが最も物件の価

          資産価値の落ちにくいマンションの選び方

          ペアローンのメリット、デメリット

          今回は、住宅を借りる際に利用する住宅ローンのペアローンについて、紹介していきたいと思います。 ペアローンとは一定の収入のある同居親族(夫婦など)と一緒にそれぞれが主債務者として住宅ローンを組む方法です。それぞれが相手の連帯保証人となるのが特徴で、二人でローンを組むことになるため、一人でローンを組む場合よりも多くの金額を借りることができます。 収入合算との違いペアローンと似た方法で、収入合算というものがあります。こちらは、一定の収入のある親族の収入を申込者(主債務者)の収入

          ペアローンのメリット、デメリット

          住宅ローン40~50年は現実的なのか?

          今回は、住宅ローンの長期化について、話していきたいと思います。 住宅ローンとは住宅ローンとは、居住する不動産の購入資金を対象に、金融機関が行う融資のことをいいます。 金融機関の融資としては、金利が低く抑えられ、返済期間の多くは35年までと長いのが特徴でした。 住宅ローンの長期化しかし、2024年現在、土地や建築費の高騰、税金や社計保険料の増加により、実質賃金の低下が進み、少子高齢化に伴う年金制度の縮小化などの問題で、従来の35年ローンで住宅を購入できない人が増加しています

          住宅ローン40~50年は現実的なのか?

          分譲マンション購入にかかる初期費用について

          今回は、分譲マンション購入時にかかる初期費用について、紹介していきたいと思います。 分譲マンションの初期費用とは分譲マンションを購入する際には、マンション自体の価格のほかに、いろいろな初期費用が必要になります。 また、新築マンションと中古マンションでも相場が変わってくるため、注意が必要です。 新築マンションの場合新築マンションの場合、物件価格の3~5%程度が初期費用の相場と言われています。 例えば、5,000万円の新築マンションを購入する場合、初期費用の目安は150万

          分譲マンション購入にかかる初期費用について

          給料〇〇円で家賃はいくらまで?

          今回は、給料に応じて、家賃をいくらまでに設定するのが良いかについて紹介していきたいと思います。 また、賃貸の場合、家賃とは別に管理費という固定の支払いがある場合がありますが、今回は、家賃と管理費を併せた金額設定ということで、説明していきます。 家賃について賃貸物件を借りる場合、毎月固定費として支払う必要があるのが、家賃になります。 水道光熱費や食費、日用品費などの金額が変動する変動費と違い、家賃は契約時に取り決めた金額が固定費となるため、設定金額を高く設定してしまうと、

          給料〇〇円で家賃はいくらまで?