イー・エージェンシーのコミュニケーションデザイン部が取り組むコミュニティ活動を通じた仲間づくり
こんにちは、コミュニケーションデザイン部の五十嵐です。
今回はイー・エージェンシーのコミュニケーションデザイン部が取り組むコミュニティ活動を通じた仲間づくりについて「大阪ビジネスコミュニティオフィス」を例にご紹介します。
「大阪ビジネスコミュニティオフィス」という名前に込めた思い
2023年7月、イー・エージェンシーは新たにグランフロント大阪のナレッジキャピタルに「大阪ビジネスコミュニティオフィス」を開設しました。
この新オフィスの名前に込めた思いは2つあります。
ひとつは、関西圏で働くメンバーが増加していることから、新たな社内コミュニケーションの場としての役割を果たすこと。
もうひとつは、関西圏のビジネスコミュニティの中心として発展していくことです。
単なる隣人ではなく「仲間」となる関係を築いていくこと
イー・エージェンシーが「大阪ビジネスコミュニティオフィス」を開設したナレッジキャピタルにはおよそ100社ほどの企業が入居しており、さまざまな業種の人たちが集まっています。
せっかくこれだけ多くの企業が入居しているのであれば、それぞれの企業がどんなことをやっているのか知りたい。そして、仲良くなりたい。
さらには、それぞれの企業にも、イー・エージェンシーとだけでなく、他の企業同士で仲良くなって欲しい。そして、事業のシナジーや新たな事業のきっかけを作って欲しい。
私たちの願いは、単なる隣人ではなく「仲間」となる関係を築いていくことです。
ナレッジキャピタルの入居企業をメインとしたコミュニティを作ることで、同じ空間と時間をともにする企業や担当者が繋がり、お互いにとってよりよい快適な環境を築いていくことができるのではないかと考えています。
コミュニティを構築する「ヨクスル」という装置
コミュニティづくりという点では、イー・エージェンシーにはコミュニティを構築するための装置として「ヨクスル」があります。
ワークショップ手法を用いた地域活性化の取り組みで、これまで全国各地で100回以上開催してきました。
「ヨクスル」を通じて地域に「繋がり、共感、応援」を生み出すための「人と人をつなぐ取り組み」を重ねてきました。
自治体との取り組み事例
「第1回 ヨクスル大阪 × ナレッジキャピタル」の開催
その一方で、実はナレッジキャピタルも、入居する企業同士の交流と活性化を目的として運営されています。
イー・エージェンシーにはコミュニティを構築する手法があり、目の前にはナレッジキャピタルというコミュニティづくりを目的とする場所と、そこに集まっている多くの企業の方々がいる。
そんな話をナレッジキャピタルの方としたところ、意気投合して「ぜひ一緒にやりましょう!」ということになりました。
それが、このたび2024年3月8日(金)に第1回目を開催する「ヨクスル大阪 × ナレッジキャピタル」です。
開催の目的は「ナレッジキャピタルの入居企業、担当者同士が仲間になること」としたうえで、関西圏での人的ネットワークの構築と事業機会の創出を目指します。
まずはその第1回目として、踏み出す機会を作ります。開催を重ねることで密度の濃い関係になり、単なる繋がりから共感、応援、協働へと発展する大きなうねりにしていきたいと思います。
2024年4月17日追記:イベント開催レポートと動画を公開しました。
動画はこちら(10分29秒)
会社としてコミュニティを構築することのメリット
コミュニティを構築することはイー・エージェンシーにとってもメリットになります。
主催企業としてコミュニティのハブの役目を果たすことで、事業拡大となるお客さまとの出会い、新たな事業領域へのヒントなど、多くの方々と良好な関係を構築することが可能となります。
また、イー・エージェンシーはDX/AIを活用してデジタルで社会貢献を行っている企業です。
企業理念
そのようなデジタルの会社がアナログなコミュニティ構築を行っていくことは、真逆のユニークさにもなっていきます。そのユニークさが企業ブランディングにもなり、事業に良い影響を与えるだけでなく、人材採用にも貢献してくれることが期待できます。
さらには、イー・エージェンシーの経営姿勢には以下の3つが掲げられています。
経営姿勢
コミュニティを通じて社員が社内外に繋がりを作ることで、仕事を愉しむ姿勢や、誠実なコミュニケーションを発揮して、業務だけではない成長機会となります。新たな出会いと共に、人生の生きがいを見つけていくことができると嬉しく思います。
コミュニティは短期的に利益を生むものではありませんが、ギブ&ギブのうえで、その先のギブが巡り巡って自分たちにも巡ってくるという循環が作れるのではと思っています。
2024年度は複数の地域でコミュニティの種をまいていきたい
2024年度は都市圏だけでなく地域課題に向き合う地方など、ゆかりのある地域でコミュニティの種を作っていきたいと思っています。複数の地域で活動することで、地域ごとの異なるニーズや課題を理解し、コミュニティの幅を広げることができると考えています。
活動を通じて私たちのビジョンや価値観を広めていける接点を増やしていきます。
これは「仲間づくり」です。
コミュニティ活動の根底には人と人との繋がり、共感があります。
仲間がなにかやろうとしているときはみんなで応援することができる。手伝うことができる。自分が困っているときは助けてくれる。居場所として迎えてくれる。
企業を離れても付き合える、かけがえのない仲間を全国に増やしていきたいです。コミュニティ活動を通じてみんなが笑顔になり、より充実した人生を送ってもらいたいという願いを持ってこの活動をやってまいります。