プレゼン成功の秘訣は手厚いメンタリングにあり!私たち運営が行っているプレゼンターサポート。
こんにちは、コミュニケーションデザイン部の五十嵐です。
私たちコミュニケーションデザイン部では、その名のとおり「コミュニケーションを通じて、社内・社外にイー・エージェンシーのファンをつくる」をミッションに、さまざまな取り組みを通じて、イー・エージェンシーの魅力を多くの方にお届けできるよう奮闘しています。
その取り組みの一つとして、定期的にアイデアソンイベント「ヨクスル」を開催しています。ヨクスルは社内コミュニケーションの活性や地域活性やビジネスコミュニティの創出などを目的とした、コミュニティの熱量を高めるイベントです。
このイベントは「つながり・共感・応援」を生み出すために、「こんなことをしたい!」という思いの持った方にプレゼンをしていただき、そのプレゼンについて、参加者のみなさんでアイデアを出し合うというものです。
最高のプレゼンをしてもらうための私たちサポート
ヨクスルを開催するにあたり、ポイントとなるのはプレゼンをされる方(プレゼンター)の思いを最大限に引き出し、それを言語化、視覚化して参加者の皆さんに伝えることです。
その思いを伝えることで参加者の皆さんの共感・応援へと繋がり、自分ごととして向き合ってもらうことができるため、それがコミュニティの熱量へとつながっていきます。
しかし、「思い」を持っていてもそれをプレゼンというかたちにして伝えることが得意な人ばかりではありません。そのため、今回は数多くのプレゼンターを支えてきた私たちがどのようなメンタリングをして、プレゼンをされる方たちのサポートをしているのかご紹介をしたいと思います。
プレゼンをしたい(もしくはプレゼンをする機会がある)けど、なかなか伝えたいことがまとめられない、アウトプットできないという方に向けて参考になりますと嬉しいです。
1. プレゼン内容を言語化する
最初のステップとして、プレゼンターの思いを言語化し整理するためにまずはテキストでエントリーを行っていただきます。このステップが最初に必要な理由は、プレゼンターの頭の中にある漠然とした思いを、言語化してやりたいと思った背景や目的などをあらためて整理してもらうためです。
以下の項目にそってあらためてご自身と向き合っていただき、その内容を入力していただきます。
エントリー項目とその目的
あなたのやりたいことを一言で伝えてください(30字以内のプレゼンタイトルにしてください)
簡潔な言葉で本質を表現するため
魅力的なタイトルにすることで聞き手の興味を引くため
やりたいと思った背景やきっかけを教えてください
なぜやりたいのか、プレゼンターの動機を明確にするため
参加者の共感を得やすいストーリーを構築するため
やりたいことが実現するとどのようなインパクト(よいこと)がありますか?
個人的な思いを社会的な価値へと昇華させるため
より多くの共感を得るための説得材料とするため
参加者と考えたいアイデアはなんですか?
どのようなアイデアをもらいたいかポイントを明確にするため
参加者の方が自分ごととして向き合ってもらうため
具体的な目標と実現期限
漠然とした思いを実現するための目標を定めるため
実現可能性を適切に検討するため
実現への意欲(5段階評価)
プレゼンター自身の覚悟を確認するため
参加者に対する決意を明確に示すため
これらの内容を入力してもらい、何度かやりとりをさせていただきプレゼンの骨子となる内容の解像度を高めていきます。
2. プレゼン資料の作成支援
次に行うのはプレゼン資料の作成支援です。ヨクスルのプレゼンは5分という限られた時間で行われます。この短い時間の中で、プレゼンターの思いを効果的に伝えるため、エントリーで整理した内容を資料へとしていきます。
文字での説明を図表やイラストを用いて視覚的に表現し、複雑な情報も直感的に理解しやすい形に整理します。これにより、参加者の印象に残る資料を作ることができます。
また、統一された構成案(プレゼンの流れ)を活用することで、論理的な流れとストーリー性のある説明が可能となります。このフォーマットにより、プレゼンターが資料作成に不慣れな場合でも、起承転結のある説得力の高い構成の資料を作ることができます。
資料の構成案と各パートの目的
タイトルと自己紹介
プレゼンターの背景を理解してもらうことで親近感を醸成するため
どのようなパーソナルを持った人かを伝えるため
動機・背景の説明
共感を引き出すための感情的接点を確立するため
問題意識を参加者と共有するため
エントリーで書いた「背景やきっかけ」を、印象的に表現するため
裏付けとなるデータの提示
感情面だけでなく理性的な説得力を付加するため
グラフや図表を用いて、数値データをわかりやすく可視化するため
やりたいことの宣言
具体的なゴールを明確に示すため
エントリーで整理した「やりたいこと」を力強いメッセージとして表現するため
実現後のビジョン
参加者もサポートしたいと思えるモチベーションを高めるため
エントリーの「社会的インパクト」を具体的なイメージとして視覚化するため
スケジュールと目標
実現可能性を具体的に示すため
エントリーの「目標と期限」を時系列で整理し、進行イメージを共有するため
参加者に考えてほしいこと
議論の方向性を明確にするため
エントリーの「考えたいアイデアの方向性」を具体的な問いかけとして表現するため
アイデア例の提示
思考の幅を広げるきっかけを作るため
参加者の創造性を刺激するため
実現可能なアイデアと大胆なアイデアをバランスよく例示するため
まとめ、あらためて「◯◯したい!」と宣言
キーメッセージを再確認するため
具体的な行動を促すため
プレゼン全体を印象的に締めくくるため
このように、エントリーで整理した内容を起承転結のある構成に落とし込み、視覚的な要素を効果的に活用することで、プレゼンターの思いをより分かりやすく伝えることが可能となります。また、この構成案を活用することで、プレゼン経験の少ない方でも、ストーリーのある資料を作成できるようになっています。
3. 入念な準備とリハーサル
資料をつくったあとはオンラインおよびリアルでリハーサルを行います。
リハーサルは複数回のステップで実施します。各段階で見つかった改善点を次のステップに活かすことで、プレゼンの完成度を段階的に高めていきます。さらに、本番までに十分な練習機会を確保することで、プレゼンターの不安を軽減し、自信を持ってプレゼンに臨めるようにします。このように、段階的な準備を通じてプレゼンの質を高めていくことが、リハーサルの重要な役割となっています。
オンラインリハーサル(イベント1週間前)の目的
時間配分の確認
5分という制限時間内で効果的に情報を伝達するため
重要ポイントを強調し、不要部分を特定するため
内容の強弱の確認
参加者の興味を維持できる話の展開にするため
キーメッセージを効果的に配置するため
話し方のアドバイス
声の大きさ、スピード、間の取り方を最適化するため
感情を込めた説得力のある話し方を習得するため
会場でのリハーサル(当日)の目的
イベント会場への慣れ
実際の会場の雰囲気を把握するため
マイクや投影機器などの実際の機材操作を確認するため
本番と同じ空間での声の通り方や立ち位置を確認するため
最終調整
本番を想定した細かな修正を行うため
実際の会場での時間配分を最終確認するため
自信を持って本番に臨めるようにするため
このように複数回のリハーサルを段階的に実施することで、オンラインでの基本的な内容確認から、実際の会場での最終調整まで、体系的な準備が可能となります。
最高のプレゼンを実現するプロセス
このような段階的なプロセスを踏むことで、プレゼンに不慣れな方でも、ヨクスル当日にしっかりとしたプレゼンを行うことができます。
また、各ステップでの改善を重ねることで、プレゼンの完成度を段階的に高めていくことができます。エントリーで整理した内容を基に資料を作成し、複数回のリハーサルを通じて表現力を向上させていくことが、プレゼンターの自信にもつながっていきます。
参加者の方から「短い時間でわかりやすくプレゼンをされる、プレゼンターの方はすごい!」とお褒めいただくことがありますが、本番までにはこのようなプレゼンターの努力と、その努力をサポートする私たちの伴走があります。プレゼンに不慣れな方でも、このサポートにより、安心してチャレンジできる環境が整っています。
あなたもご自身の思いをプレゼンしてみませんか?
コミュニケーションデザイン部が主催するアイデアソンイベント「ヨクスル」では、プレゼンターの思いを最大限に引き出し、参加者との「つながり・共感・応援」を生み出すためのサポート体制を整えています。
1人でも多くの方の「やりたい気持ち」「実現したいこと」がカタチになるよう、ヨクスルを通じたご支援をしています。「プレゼンに自信がないけど大丈夫かな?」と言った不安は私たちが一緒に解消していきます。ぜひあなたもヨクスルでプレゼンをしてみませんか?
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