10年
2014年3月31日、文化放送のレコメンにて人生初のメール採用がされたので、ついに初採用から10年も経った。
メール読まれて一喜一憂したり、広島の天才に「こんな適当な情報送ってくるな!」と激怒されたりとか色々あった10年間。
それにしても、どうしてこんなにも長い事続いたんだろうね。
全くメールが読まれないワケでも無いけど、かと言って秀でたセンスも無きゃ、他者を圧倒させるほどのメール採用数も無く。
まぁそれを自覚してるからこそ、呑気に送り続けられるという側面もあるんだろうが。
たまに、ラジオのイベントでお会いした人に「どうしたらメールは読まれるんですか?」と言われても俺が知りたいし、そういうテクニックをまとめたnoteを投稿されてるリスナーさんは多いけど俺にはそんなテクニックは無いし。
言える事は、採用数とか気にしてると、ワケ分からなくなるからとにかく呑気に好きな事を送りゃ良いさと、それだけよ。
あとラジオネームを考えるセンスも絶望的に無いので、色々と変遷があるけど恥ずかしいから言えないし、センス無いから今だって曲から拝借してる。
この名前だって今となってはもう、誰かに怒られない限りは変えられんが…。
そして未だに他人にラジオネーム名乗るのが恥ずかしい。
声優方面のイベントで会う人にゃ「爆笑問題好きの馬鹿です!」と未だに言い続けてる。
これは何年経っても変わらなさそう。
10年の中で、何度か「これは絶対に採用されるな!」と確信して、本当に読まれたというメールがある。
高校3年の文化祭、お化け屋敷の棺桶の中から中村繪里子さんと日笠陽子さんの「モモノキファイブ」へ送った、「今私はどこからメール送ってるでしょうか?」というメール。
メールテーマが「ロシアにまつわる話」だった爆笑問題の日曜サンデーにて、「大滝詠一の『さらばシベリア鉄道』の『スタンプにはロシア語の小さな文字』という歌詞が好きだから、大学の第二外国語はロシア語を選択した」というメール。
しかも田中さんのリアクションが俺の予想した通り「大滝詠一だもんな!」と笑ってくれたというのもあって尚更。
豊崎愛生さんが結婚報告を生放送でしたおかえりらじおでラジオネーム変えて送ったメール。
この辺りは本当にメール書きながら「こりゃ絶対に採用される!1つでも誤字脱字があったら没になっちゃうからヤバイ!!」って、なんか身体がゾクゾク震えながら、必死になって推敲したあの感覚が忘れられない。
というか、また味わいたい。
去年、メール投稿の趣味はもう辞めよう…とかなり本気で思ってた。
そんな中で日曜サンデー聴いてたら、その日の都々逸のテーマが「Tシャツ」で、投稿しても無いのに、田中さんから「Tシャツにロ紅からのメールは無かったんだね」と呼び掛けられた。
こんな奇跡が起こるんだから、本当に本当に未来はいつも面白い。
あとこの趣味を採用数とかそんな事にこだわらなくても良いんだ、しっかりと想いは届いてるんだと気が付かせてくれたのは豊崎愛生さん。
爆笑問題の御二人と豊崎愛生さんがラジオに携わる限りは、この趣味は自分らしいペースで続けるよ。
改めてそんな事を思っちゃったんだからしょうがない。