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トールペイントは、ハンドクラフトか?アートか?
トールペイントは、ハンドクラフトだと思いますか?
それとも、アートだと思いますか?
トールペイント作品をマルシェなどで売る際は、手頃な価格でないと、なかなか売れません。
マルシェという場の性質上もありますが、「趣味の手作り品」だと思っている方が多いからだと思います。
けれど、トールペイントを長くやっている多くの方が、色彩学を学んでいます。
技術的なことだけでなく、知識も、さらに作品を良くするための助けになるからです。
アート作品として、美術館などのアートフェアに出展させていただくこともあります。
トールペイントは、図案があって、色の指定があって、基本的な筆使いを覚えれば、見本と同じような作品ができる、「塗り絵」の延長のようなものです。
だから、絵心がなくても楽しめるという意味では、アートではないのかもしれません。
ですが、イメージを膨らませ、デザインを起こし、色を考え、筆を重ね、時間をかけて制作した作品は、自分としては、アート作品だと思うのです。
初めての方でも気軽に挑戦できる、ハンドクラフトの部分もあり、長くやっても、まだまだその先にアートの部分が広がっている。
だから、どちらも間違いではない。
入口は入りやすく、奥は深〜いものなのです。
初めてさんでもできる、体験デザイン↓
2019年10月
パリのカルーセル・ドゥ・ルーブルで開催された、Salon Art Shopping で、エコール・デ・ルーブル教授のエリック・モンサンジョン氏に作品を見ていただいているところ↓
写真が白トビしてて、作品がちゃんと見えませんね^^;