最近の記事
マガジン
記事
第6回:ライアン・ラーキン パンキッシュなアニメ作家の物語。アカデミー賞にノミネートされながら、物乞いに堕ちる路上の人生
あらゆる表現で、残された作品以上に生み出した作家のパーソナリティが取り沙汰されることも少なくない。その作家が苛烈な人生を送ったならばなおさらだ。 たとえばポピュラー音楽の領域ではたくさんのケースがある。60年代はそうだ。ドアーズのジム・モリソンや、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンなどなど……どれも音楽とともに苛烈な人生も語り草になった。 ところが同じ60年代、アニメーションで苛烈な作品と人生を歩んだ作家がいる。そんな存在がアートアニメーションの最高機関から現れた
¥200-