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鬼怒川温泉駅カフェでひとやすみをし、DL大樹ドリームカーに乗る


(2020年3月撮影)

このとき、東武鉄道がJR北海道から
夜行列車用の客車である「ドリームカー」を
購入した、というニュースを耳にした。

ドリームカーとは、
現在は廃止された青森駅〜札幌駅を結ぶ
夜行急行「はなます」号に連結されていた
指定席車両である。

その名の通り、なかなか眠れない
座席夜行列車でも、ゆったり寛げるよう
座席の造りがとても豪華と聞いていたが、
実際に乗ったことは無かった。

そんな北海道の車両が、
主に北関東を走る東武鉄道にて導入され、
関東圏在住の私としては、
一気に身近な存在となり、
当たり前のように現地へ赴いた。

東武スカイツリーラインに乗る
南栗橋駅にて乗り換え
東武日光線で北関東を目指す

ドリームカーは、このとき
週末に運転されているSL大樹号または
DL大樹号に連結されて、
栃木県日光市の鬼怒川温泉駅〜下今市駅間を
運行しているという。

都心から東武スカイツリーラインに乗り、
まずは埼玉県の南栗橋駅へ。
ここから東武日光線に乗り換えて、
一路、北関東を目指す。

鬼怒川温泉駅

鬼怒川温泉駅に到着。
行きは鈍行のみを使ったが、
3時間近くかかった。

駅に到着後、有人の特急券売り場で
お目当ての大樹号ドリームカー指定席券を
購入する。
この日は、人気の蒸気機関車SLは運休で、
ディーゼル機関車DLでの運転だった。
なので、当日でも余裕で
購入することが出来た。

出発まで未だ時間があったので、
駅舎内にあるカフェにて、
ひとやすみすることにする。

BENTO CAFE KODAMAのアイスコーヒー

「BENTO CAFE KODAMA」
という名前で、その名の通り
駅弁類も販売しているカフェなのだが、
コーヒーや軽食のラインナップも
充実している。

店内の写真は無いが、シックな雰囲気で
落ち着きやすかった。

日光ミルフィーユかつサンド

お昼も未だだったため、
日光ミルフィーユかつサンドも注文。
見ての通り、ボリュームたっぷりで、
豚肉が何枚も重ねられて揚げられているので
とても食べ応えがあった。

DL大樹 12系客車
DL大樹 DE10

時間になり、ホームに入ると
既にDL大樹号が入線していた。

私が以前に乗車した北海道のはまなす号も
札幌駅からDLが客車を引っ張っていたので、
SLも良いが、こちらのDLも
往時の雰囲気を味わえて良いかもしれない。

ドリームカーの車内

早速、ドリームカーに乗り込む。
車内の写真は、上の一枚しか無いのだが
(もっと撮っておけば良かった...)、
なんといっても座り心地が全然違う。
椅子がふかふか過ぎるくらいで、
座ると体が包み込まれるくらいゆったりと
している。さすがドリームカー。
夜行列車では無いが、乗車出来て良かった。

列車は、鬼怒川温泉駅を出発する。
車内の他の乗客の会話が聞こえて来たが、
このドリームカー目当てで乗車する
鉄道ファンのリピーターもいるようである。

あっという間に下今市駅 到着

鬼怒川温泉駅から約30分で、下今市駅に到着。
あっという間のドリームカーだったが、
一度でも乗ってみたかったので、
乗車出来て満足である。

特急 スペーシアけごん

そして帰りは、特急列車に乗り
一気に帰路についた。

今回乗車した区間は短かったが、
東武鉄道は路線長も長いことが特徴で
たまに旅行会社主催で夜行列車ツアーを
やることもあるので、
いつかは、このドリームカーを使用した
夜行列車企画開催を期待したいと思う。

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