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クラブツーリズム・東武「DL大樹夜行」に乗ってきた

(旅行日 2019.7.24)

当時、ネットの「鉄道コム」HP上の、
臨時列車情報にて、
何か面白そうな列車は無いか
探していたら、過去に運転された、
東武鉄道の「DL大樹夜行」が、今度は
クラブツーリズムとの共同企画で運転される
ことを知った。
更に今回も、ドリームカーを連結して、
南栗橋駅〜鬼怒川温泉駅〜下今市駅間を
運転する、とのことである。

運転日が平日ではあったが、
前から、南栗橋駅発の長距離DL大樹には
乗ってみたい、と思っており、
しかも夜行列車というのが
テンションが上がる。

今回、運転日の約1ヶ月前に、
まずは、ドリームカー(旅行代金16000円)を
ネット上で申し込もうとしたが、
既に満席だった。
なので、普通席(旅行代金12000円)は、
未だ空いていたので、そちらを申し込んだ。

スカイツリーライナー
せんげん台駅

当日は、
南栗橋駅23:00集合とのことであったが、
待ちきれず、比較的早めの
スカイツリーライナーで、
まずはせんげん台駅へ。

各駅停車 南栗橋行き

せんげん台駅で、各駅停車の南栗橋行きに
乗り換える。
先程のスカイツリーライナーで
春日部駅まで行き、
そこで急行に乗り換えても良かったのだが、
時間に余裕があり過ぎたので、
少しでも時間を潰しておく。

南栗橋駅

それでも、集合時間の2時間近く前に、
南栗橋駅に到着してしまった。
駅のベンチに座ったり、駅近のコンビニで
買い出ししたりして、時間を潰す。

長い待ち時間の後、南栗橋駅コンコースにて、
クラブツーリズムの方に受付をしてもらい、
ホームに下りる。

DL大樹夜行 DE10
DL大樹夜行 12系客車

23時半頃だっただろうか、
南栗橋駅ホームにDL大樹夜行が入線して来た。
普段、SL大樹で使われている
DE10と12系客車は
南栗橋駅には入線しないので、
私も含めて、皆で写真撮りまくっていた。

席に座り、少し晩酌
(お酒は飲まないけど)

写真を撮り終わった後、車内に入り、
指定された席に座る。
ドリームカーの方は満席だったが、
普通席の方は、
皆1人で4席占有出来るくらい、
ガラガラであった。
クラブツーリズムの方の許可もあり、
座席を回転させて、ボックスにし、
ゆったりと座ることが出来た。

そんなこんなで、DL大樹夜行は、
23:50にゆっくりと出発した。

車内販売で購入したおつまみ

なんと車内販売も営業しており、
飲みものとおつまみを売っていた。
私はミックスナッツとさきいかを購入。

列車は、途中の新栃木駅と下今市駅で
1時間近くの長時間停車を繰り返しながら、
ゆっくりとしたスピードで、
鬼怒川温泉駅へと向かう。
ちなみに私は、夜行バスも含めて、
夜行列車では、なかなか寝つけない方なので、
この列車に乗っている間は、
ずっと起きていた。

大谷川の車窓

下今市駅発車後の、
大谷川を渡る際の車窓である。
曇っているのが残念だが、朝靄がかかった、
独特の車窓は、
夜行列車ならではかもしれない、
と思った。

鬼怒川温泉駅

という訳で、列車は5:00に無事、
鬼怒川温泉駅に到着。
この駅で、機関車は折り返し作業に入る。

鬼怒川温泉駅
朝靄の鬼怒川温泉
駅コンコースのオブジェ

駅の外にも出られたので、
鬼怒川温泉駅前を少し散策。
周囲には全体的に朝靄がかかり、
静かな雰囲気が漂っていた。

5:40頃、
折り返し作業を終えたDL大樹夜行は、
下今市駅に向けて、再び発車する。
車内では、ヘッドマークを持った
記念撮影サービスをやっており、
撮って頂いた。  

6:20頃に下今市駅に到着し、
改札を出て、このツアーは終了となった。
一睡も出来ず、体力的にしんどいが、
やっぱり夜行列車は楽しい。

都心へ帰る
南栗橋駅で乗り換え
北千住駅で更に乗り換え

下今市駅からは、東武線を乗り継ぎ、
無事に都心に帰ってきた。

最近では、このDL大樹夜行もしかり、
秩父鉄道でも日本旅行と共同で夜行列車を
企画したりと、その他でも、
夜行列車が密かにブームに
なりつつあるように感じる。
そういったものならば、鉄道ファンとしては
とても嬉しい流れであるように思う。

また他の地区で、夜行列車が企画された際には
是非参加してみたいと思った。

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