運行開始した東武鉄道のSL大樹にて夜汽車気分を味わう
(2017年撮影)
東武鉄道に蒸気機関車(SL)が
鬼怒川エリアの観光列車として復活する、
というビックニュースが流れて時間が経ち、
最近、とうとう
東武鬼怒川線にて運行を開始した。
前から運行開始を
心待ちにしていた私としては、
現地に行かない訳にはいかず、
友人を誘い合わせの上、
登場からすぐに赴いた。
まずは、東武浅草駅から有名な特急、
スペーシアけごん号にて下今市駅へ。
下今市駅にて、
SLが走る鬼怒川方面へと向かう
東武鬼怒川線に乗り換える。
東武鬼怒川線に乗り、
鬼怒川公園駅にやってきた。
実はSL列車は、通り越してきた一つ手前の鬼怒川温泉駅始発なのだが、
予め予約したSL列車の
出発時間までかなり空いていたので、
鬼怒川公園駅近の日帰り温泉に
入ることにする。
鬼怒川公園駅から徒歩10分にてやってきた
「鬼怒川公園岩風呂」。
公営の日帰り温泉施設で、
大人一人ワンコインにて入浴できる。
とても良いお湯でした。
温泉に入った後は、再び電車に乗り、
鬼怒川温泉駅へ戻る。
車窓からは鬼怒川温泉街が臨めた。
鬼怒川温泉駅に到着。
SL列車運転開始に併せて、
改装されたようで、
少し洒落た雰囲気の駅舎になっていた。
未だ時間があったため、駅周辺を散策。
マスコットキャラの「鬼怒太」を撮影し、
駅前の売店にて温泉まんじゅうを
1個購入する。
辺りが暗くなってきたころ、
SL列車が駅舎前の転車台に入線してきた。
この転車台にてSLは進行方向を切り替える。切り替えた進行方向のSL列車に
私たちは乗車予定。
運転開始したばかりとあり、転車台の前には
多くの人が集まり、見学していた。
駅のホームに入り、
少し撮り鉄して列車に乗り込む。
SLや客車、補器機関車などを含めて、
東武鉄道は多くのSL運行にかかわる
車両や施設を
JR各社から譲り受けたそうである。
これも駅前の売店にて購入した、
栃木のローカル飲料「レモン牛乳」を
飲みながら、SL列車の旅を始める。
乗車したのが冬場で日没が早く、
夜汽車となってしまったが、
これはこれでなかなか良かった。
実は下今市駅から鬼怒川温泉駅まで、
SL列車の所要時間は30分くらいしかなく、あっという間に終えてしまった。
楽しかったが、少し寂しい気もする。
そして下今市駅から再び、
特急スペーシア号に乗り帰京した。
今回乗車してみて、
東武鬼怒川線のみでは距離がやっぱり短く、
乗車時間も少なくなってしまったことが
少し物足りなかったが、
それでも、わずかながら現在では
数少なくなった特に夜汽車に
乗車できたのは良かったと思う。
今後、更に運行距離を長くした夜汽車に
いつか乗車できたら良いな、
と思うことにする。
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