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西武鉄道 横瀬車両基地へ夜行列車に使用された車両を見学する

(2024年10月撮影)

私鉄の夜行列車といえば、
東武鉄道のイメージが強いが、
実は西武鉄道も昭和・平成・令和にかけて、
旅行会社の企画等で
夜行列車を運行してきたことがある。

2024年は
西武秩父線が開業して55周年ということで、
横瀬車両基地フェスタが開催された。
これを機に、夜行列車の展示を見に行こうと、「西武線アプリ」で参加を申し込んだ。

西武40000系 Sトレイン

横瀬駅へ向かう途中、
これまで夜行列車として使われてきた車両に
いくつか乗ってみることにした。

・西武40000系
2017年から2019年にかけて、
「S-Train夜行」として、
神奈川の元町・中華街駅や
東京の新木場駅から
西武秩父駅へと向かうツアーで使われた車両。でも、残念ながら乗るチャンスはなかった。

飯能駅にて乗り換え
特急ラビュー

・西武001系
飯能駅で特急に乗り換えて、
西武001系「Laview」に乗車。
この車両も2019年に
夜行ツアーに使われたことがあるが、
直後にコロナ禍入りしたため、
これにも乗れなかった。

横瀬駅に到着

横瀬駅に着いて、びっくりしたのは、
これまで見たことのないほどの人出。
家族連れや子どもたちで賑わっていた。

横瀬車両基地

横瀬車両基地フェスタに入場。
まずは車両展示エリアへ急いで行き、
歴代の夜行列車車両を
写真に収めることにした。

5000系レッドアロー

・西武5000系
西武秩父線が開業した1969年に、
山岳夜行特急「こぶし」としても
運行されていた車両。
池袋から西武秩父まで運行されていたが、
私が生まれる前の話で、
乗ることはできなかった。

10000系 ニューレッドアロー

・西武10000系
2015年から2018年にかけて、
池袋から西武秩父への夜行ツアーで
使用された車両。
2018年にこの夜行ツアー列車に
乗ったことがある。

NRA夜行特急(2018年撮影)

車両を見学した後は、
フェスタ会場に出店していた
秩父の名物を味わってみた。

みそポテト

甘辛い味噌をたっぷりかけた、
ボリューム満点のポテト料理。
これだけでお腹がいっぱいになるほどだった。

たらし焼き

軽い味付けの、
お好み焼きのような料理。
初めて食べたが、
どこか懐かしい味わいだった。

西武秩父線 4000系

帰りは西武秩父線の普通列車に乗車。
乗った車両は4000系だった。
この車両は、
2022年の夜行ツアー「奥武蔵51号」や、2024年の「奥秩父51号」
でも使用されていて、
奥秩父51号には実際に参加したことがある。本当に思い出に残る経験だった。

奥秩父51号(2024年撮影)

今回、
横瀬車両基地で夜行列車を見学したことで、
もう一度西武秩父の夜行特急に
乗りたい気持ちが強くなった。
パンデミックも終息した今、
夜行ツアーが再開されることを
期待していたいと思う。

※参考
鉄道ピクトリアル 2021年5月号
鉄道コム 夜行列車イベント情報

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