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京都鉄道博物館で夜行列車に使用された車両を見学し、初代ブルートレイン食堂車でコーヒーを飲む

(2022年5月撮影)

今回、再び
West Express 銀河 に乗車する機会を得た。
今回は京都から出雲市までの山陰ルート。
京都で日中に時間があったため、
以前から気になっていた 京都鉄道博物館 に行き、
展示されている夜行列車の車両を
見に行くことにした。


東海道新幹線 のぞみ
京都駅で乗り換え
JR嵯峨野線
梅小路京都西駅

東京から東海道新幹線に乗って、
約2時間半で京都駅に到着。
そこからJR嵯峨野線に乗り換えて、
博物館の最寄り駅である梅小路京都西駅で下車。
駅からはすぐ目の前に博物館がある。

京都鉄道博物館
プロムナードの車両たち

博物館に入ってすぐのプロムナードでは、
日本の鉄道史を彩った
象徴的な機関車や列車が展示されているが、
私の目的は夜行列車だったので、
さっそく館内へと進む。

京都鉄道博物館 1階

1階の展示スペースには、
夜行列車として使われていた
貴重な車両がいくつか展示されていた。

583系

583系は経済成長期に開発され、
昼は座席、夜は寝台として活躍した車両。
実際に乗ったことはないが、
昔新潟駅で撮影した思い出がある。

489系

489系は、
横軽越えの急勾配に
対応するために作られた車両で、
主に信州や北陸方面で運用されていた。
この実車もかつて、
急行能登 号で上野駅に入ってきたことも
あるかもしれない。

EF66型電気機関車

EF66型電気機関車は、
東京と九州を結ぶ寝台特急や
貨物列車を牽引した直流電気機関車である。

また、たくさんの
寝台列車のヘッドマークが展示されており、
その数々を見ながら
日本の夜行列車が走っていた頃を
想像して楽しんだ。

トワイライトプラザ

次に、屋外のトワイライトプラザ へ行き、
さらに有名な夜行列車の車両を見学。

EF81型機関車

EF81型機関車は、
直流と交流の両方に対応しており、
近畿と東北を日本海経由で結んでいた機関車である。

ダイニングカー (スシ24型)

ダイニングカー (スシ24型)は
元々は489系の車両で、
ステンドグラスや豪華なカーペットが施されており、
内装は非常に上品な雰囲気だった。

スロネフ25形501号車

スロネフ25形501号車は、
トワイライト編成の中で
最も豪華な設備を誇り、
1両に5部屋かつ定員6人のみだったという。

オロネ24形4号車

24系は
国鉄型寝台客車最後のグループで、
この車両はプルマン式寝台。
あかつき彗星運転開始に
合わせて製造され、
様々な寝台特急に使用された。

ナシ20型
ナシ20型車内で注文したアイスコーヒー

ナシ20型は
初代ブルートレイン20系で
東京から九州を結ぶ はやぶさ や、
東京から東北方面に向かう あけぼの で
使われていた食堂車である。
キッチンには当時の収納棚が
そのまま残っていた。
家族連れや観光客で混雑していたため、
ゆっくりとできなかったのが少し残念だったが、
食堂車でコーヒーを楽しんだ。
コクのある味わいが印象的で、
もう少しゆったりと味わいたかったと思った。

旧二条駅舎

見学を終えた後は、
綺麗に保存された日本家屋風の
旧二条駅舎 を通り抜け、
博物館を後にした。

JR嵯峨野線

まだ時間があったので、
再び 京都駅 に戻り、
これから乗車する West Express 銀河 に備えることにした。
この後の山陰ルートの旅については、
また別の機会に書こうと思う。





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