箱根強羅夏まつり 大文字焼を観に行く。帰りはその日限りの臨時特急ロマンスカー 明星91号
(2018年8月撮影)
この年の夏、小田急電鉄のプレスより、
箱根強羅夏まつりの大文字焼開催に伴って、
その観客の都心への帰路便として
その日限りの臨時特急列車「明星91号」が
運転されることを知った。
「明星」の名前を聞いて、私は
最初は、かつて西日本にて運転されていた
寝台特急を連想したが、
小田急ロマンスカーでも、箱根の明星ヶ岳にちなんで
「明星」なる愛称の列車が運行されており、
今回はその日限りの復活運行だという。
鉄道マニアかつ自称夜汽車マニアとしては、
興味をそそられ、当日の大文字焼観賞も兼ねて
箱根に赴くことにした。
当日は、新宿駅15時くらい発の、
小田急ロマンスカーで、まずは箱根湯本駅へ向かう。
車内にて、
新宿駅の売店にて購入しておいた、
鎌倉ハムサンドウィッチで軽食。
シンプルな味付けだが、その分食べやすく、
すぐに完食してしまった。
箱根湯本駅に到着後、
箱根登山電車に乗り換える。
未だ明るく、大文字焼きまで時間があったため、
少し寄り道する。
彫刻の森駅にて途中下車。
駅から5分程度歩いたところにある、
餃子センターに行く。
友人におすすめしてもらったお店で、
評判なのか、行列が出来ていた。
店内のイートインにて、はこね餃子を食べる。
手作り感のある美味しい餃子だった。
再び箱根登山電車に乗り、
夏まつり会場最寄りの強羅駅へ。
夏まつりと大文字焼だけあり、
駅周辺には露店が立ち並び、
写真の通り、とても賑わっていた。
せっかくなので、露店で広島風お好み焼きを購入。
夏の風物詩である。
そして、大文字焼の見えそうな高台へ移動する。
あまりの混雑で、結局立ち席になり、
なおかつカメラの画質もあまり良くない
写真になってしまったが、
生で見る打ち上げ花火と、大文字焼は綺麗だった。
一通りの花火が打ちあがった後、
混雑を避けて、すこし会場にて時間を潰した後、
強羅駅発、最終列車の一つ前の箱根登山電車にて
帰路につく。
私は座れたが、この列車も終点まで
立ち席が出るくらい混雑していた。
箱根湯本駅からは、ようやく
私にとってのメインである特急 明星91号に乗る。
この日限りのレアな列車ということで、
指定席の争奪戦を予想し、
1ヶ月前に窓口にて指定席特急券を購入したのだが、
意外とすんなり買うことが出来た。
実際に、当日の乗車率も
それほど混んでいる訳でも無かった。
予め強羅駅売店で
購入しておいたおつまみと共に、
新宿駅までの夜汽車の旅を楽しむ。
箱根限定じゃがですよは、
塩の旨味が美味しく、また箱根に来た際には
購入したいと思った。
こうして新宿駅に到着し、今回の旅も終了した。
夜行列車と言えばJRを連想するが、
それ以外の私鉄の夜汽車の旅も、
なかなか悪くないと思った。
引き続き実践していきたいと思う。