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夏空      詩

夏空はカルピスソーダーの様に甘酸っぱい。
少し舌をさしてカランコロンと氷が
混ざり青い青い空と共に広がる味わい。
夏空の下で海はゆれて子供達は浮き輪をはさみ泳ぐ季節。
そして果てしない風は静かになって秋の季節を待つ。
夏空の下、セミの声が天上界に届く
カーニバルの鳴き声。
はて夏生まれの私はその季節が終わる下旬に産声をあげた。
さみしげな、今に続く夏の終わり。
夏空よ永遠であれと私は祈る。

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