雪 詩
風のおもむくまま雪は舞い吹雪と化していました。
毎年ふる雪でマンネリ化した季節の年であります。
でも母、娘の欠けた我が家の内では寒さ呑み震え上がるのでした。
いつか母や娘と雪を見ていた頃を思い出し今年はノスタルジーな気候です。
楽しい冬は化粧しても鼻は赤いトナカイの様です。
私の化粧の復活は娘が彼氏の元へ飛び出した後の事です。
少々しましたメイクでホステスさんみたいになり雪は笑って舞うのです。
すっぴんはポーとした鳩のごとく鏡を
のぞいてキリリとしたメイクを欠かしません。
この雪の中彼氏の車の助手席に乗りあたたかい二人は雪に負けちゃあいません!風に逆らわない雪は妻の様に従順です。
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