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育ての祖母と産みの母詩

祖母は社長クラスの貴婦人であった。
祖父の稼いだお金でとっかえひっかえ
着物愛着していた。化粧映えして
パッと変化して別人になる顔立ちだった。でも私は母の子であり育ての祖母
より母に似ていると言われるのが
うれしい。母は活動しやすい服を着て
仕事をしていた。化粧に映える顔では
ないが、母を優先させ、女性を振り捨てた気持ちの良さがあった。そこに
私は母の魅力があると思っている。
今だってそうだ。でも主人を大切に
する優しい女性らしさもある人だ。
そんな母を誇りに思って真似ることが
できたらいいなと思うこの頃だ。





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