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年月  詩

頭の頂上に積もる白雪。根元から生える白い髪は残酷にも歳共になじんでゆく。心はティーンエイジャーで忘れも
せず診断名がつけられた。“神経症”
“ちょっと学校を休ませてあげてください”と私の保護者にはっぱをかけた。
私はSOSが届いたと喜んだ。それから
随分たつ。春夏秋冬は何度通りすぎて
いったろう?今じゃ一人娘を持つ母
全力投球で育児をしてきた。
ただ両親に手伝ってもらったのがあり
がたいが情けない自分だった。

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