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花の明るさ    詩

その場にいてパッと咲く花となれたらいいな。
蕾から開いた花びらのかけらになれば
私は望みどおり母の分身となれるだろう。
明るい母は今休憩中なんだ。
代わりに私が母の心を受けついでいる。
陽気な人ねと娘に言われた。
そして水は方円の器に従う様固い人物
でなく柔軟な性質を持った女になりたい。
いかにもポリシーを持たずしてこれが
ポリシーとも言える。
このザーザー降る雨に恵まれた植物に
感謝をして酸素を出してもらおう。

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