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バラ  詩

バラはチクリチクリと嫌みをこぼす。
そして近寄る者に気安く扱わないでと
言う。プライドは一級品で美しさは
鮮やかに花開いて生きている。
美しさにとげがありイタイ、イタイと
触る者を傷つけ血が流れた。この血液
こそバラの生きてるあかしであり、
存在を表す花の代表格なのである。
どんな痛みでも活けて花瓶に入れる
人々はバラを本当に愛する女性だ!華やかでパッと目をひき知らぬ人は傷
つくが、これがバラの紹介である。
触れる者は覚悟せよ、その美しさには
プライド高き持つ花だと!

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