ボサツ行

ボサツは愛欲の虜となり、ぐるぐる
回る風車。幼き遊びで、情欲とは無縁
であった。昔、かっての一休さんは
盲目の美女の淫水をすすり、女体を
抱きながら、ボサツ行をしていた。
ボサツがストイックな暮らしぶりに
徹するとは形作られていた。しかし
修行者の愚劣な考えなのかもしれない。
情欲に身を任せ、愛する事はボサツの
境地と知った。断片的な知識で覚えた
好奇心。すでに色がついた出産体験者
は、性の営みと共に日常茶飯事生きて
いる。場所、時を考えなしの行為は、
営まない。色は何色でもよい。
生きてる証をバランスよく綱渡りを
する安定感なき歩みを悟りと呼ぶのか?
ストイックすぎず、情欲におぼれず、
中道を通って我は歩む、それがいい
それでよい!

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