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一人娘へ     詩

そして手と手を取り合って愛を挟んだ二人。
何があってもその手を離さず彼についてゆくんだ!その言葉が私の娘への
唯一手向けの言葉である。
誰を頼りにしたらいいかと言ったら
今の彼氏に頼る事があなたのつとめで
ある。
私とはヘソの緒は切れた!
でも母と子には違いない。
時々でいいから思い出して、この女に
恵みのスキンシップを与えてね。
一人娘だから二度とこの実家の敷居を
またぐなとは言わない。
悲しい事があればこの母はいつだって
あなたを抱きしめてあげる。

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