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せみの声      詩

お空に飛んでゆく風船の様に軽い。
病でありたい。
一級障害でいいか悪いかわからぬ
年金受給者は重くて抱えきれない。
両親居なくなったら私はどう暮らす?
なるべく自立した生活になじんだほうがいいと父に言いたいがわかってもらえず一人暮らしは適したアイデアとは
思ってくれない。
友人は一人で暮らし自殺した。
私は恵まれているが娘がとつぎ母は
病の床につき父だけがたよりである。私は寿命短く共せみのように鳴き、
一週間の命でいい。
そう思って暮らしている。

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