不一致　　　　　詩

生前主人が言ってた嫌な者同士が付き合うと成長するって、
それって私達の事？って問いつめたかった。
私達、嫌な者同士でつきあってる訳じやないって信じたかった。
でも理解ができない者であった。
しぶしぶその言葉を受け入れた。
一緒に暮らすとわかる言葉であった。
お互いあらが見えてケンカばかりして
いた。
一時の恋は消えると性格の不一致が
残ってしまい。
何かとすれ違いが生じて哀しい二人で
あった。
これが男と女の違いと思えば
腹の虫が収まるのであった。