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どんな感情も受け入れ認める
人生の見え方が変わる【本当の願望へのロードマップ】
1.自分の感情を知る
2.どんな感情も受け入れ認める
3.自分を大切にするの意味が分かる
4.自分はどうしたいか?に気づく
5.どうしたいか?=願望を認める
6.視座が上がる(視点が高くなり視野が広がる)
7.人生の見え方が変わる
なぜ、本当の願望へのロードマップ?
自分が整っていない、つまり、自分を好きでない状態で本当の願望を見つけることは非常に困難です。ここでは、世の中にたくさん出ている願望実現メソッドを実践する前段階の土台についてお話ししています。
今回は、7つあるステップの2つ目、「どんな感情も受け入れ認める」です。
感情を認めることができると、自分の中で癒しが起こります。自分で自分を癒せれば、感情のコントロールが容易になるからです。また、癒しが起こることで最強パワーを手に入れることも可能になるのです。
ただ受け入れるのではなく認める
よほど達観した人でない限り、「ネガティブな感情を全く持たなくなる」ということはありません。
でも、ネガティブな感情を抱くたびに、そんな自分を責めてしまったり、逆に誰かのせいにしてしまったりすると、自分のことがどんどん嫌いになって行きます。
事象を憎んで人を憎まず
私たちが最もやりがちな自分を不幸にする行動のひとつが、自分や他人を否定したり責めたりすることです。
受け入れ認めるということは、否定したり責めたりしないことでもあります。
たとえば、作成した資料の件で上司に嫌味を言われてムカムカ!眠れなかったら、自分に声をかけてあげます。
「そっか~、ムカついたんだね(受け入れる)、でも資料は手を抜かず精一杯作った!偉いぞ私♪(認める)」(上司はスルー)
ムカついたという感情は、そのまま受け入れます。「ホントにムカつくよねー!!」などと賛同するのではなく、「そうだったんだね」というように寄り添う感じです。すると自分にフォーカスするので、上司が気にならなくなります。
自分を許すと起こる癒し
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自分や他人を否定したり責めたりして出てきたネガティブな感情を、自分が受け入れ認めてあげると、どんな自分でも優しく許すことができます。
許す=癒しです。
どんな自分も否定せず、責めず、受け入れて、認めてあげると、現状に癒しが起こります。今を優しい気持ちで過ごすことができるようになると、次に起こるのが「過去の癒し」です。
トラウマとか今でも引きずっている過去の傷などがある場合、それをムリに思い出そうとしなくても、今が癒されることで勝手に過去が癒されます。
なぜなら、癒されているということは、今がある程度、満たされた状態になっているからです。
今の感情が癒され満たされると、その今があるのは「あの過去があったおかげ」というように、ムリに思い出さなくても勝手に過去の出来事の方から会いに来てくれます。
過去から会いに来てくれた出来事は、すでに癒されています。過去のトラウマや傷が「薄れるとか忘れられる」のではなく、すべてが今の満たされた自分のための「大事な経験」に書き換わっていると気づくからです。
すると、自分が通ってきた道は、目に見えない大きな存在にずーっと愛されていたと分かるんです。本当に分かるというか感じるんですよ。
宇宙に存在するパワーの中で最強なのは「愛」
アインシュタインの相対性理論です。自分の感情を受け入れ認めるこということで、今だけでなく過去も勝手に癒されていき「愛」を見つけることができます。
つまり、「愛」という最強パワーを手に入れるためのステップが、自分の感情を受け入れ認めることなのです。
【感情を受け入れ認めるワーク】
①毎日3つ以上、今日抱いた感情を書く
②書き出した感情に対して(主にネガティブ感情)
1.受け入れる
「そっか~、そうやって感じたんだね」
2.認める
「それは辛かったね」
「悲しかったけどガマンしたんだね偉い」
「思いっきり泣いていいよ」
など、自分に声をかけてあげる。
よしよし、スゴイスゴイ、大丈夫など、なんでもいいのですが、たとえば誰かにムカついた!など感情の原因となる「誰か」は一切入れません。
ただ自分の抱いた感情だけにフォーカスします。ポジティブな感情に対して「それは楽しかったね♪」と言ってあげるのも有効です。
会話形式で自分に声をかけるのが恥ずかしい場合、心の中でもいいですし、感情に対して「受け入れます」「認めます」などでもOKです。
親友や恋人、子どもに声をかけるように、一日の終わりには自分に優しく声をかけてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
前回のお話し
前回のお話しの動画版
人生の見え方が変わる①自分の感情を知る